『多賀少年野球クラブ』 日々
いま、プライベートでもっとも関心があるのが「どうやったら我が子は楽しみながら野球が上達するか」ということです。なので、少年野球の技術書はもちろん、指導者の本を読む機会が増えました。
そんななか、とても学びが多かったのが「多賀少年野球クラブにまなびてぇ!」(藤田憲右著、インプレス)です。
滋賀県の少年野球チーム「多賀少年野球クラブ」、そして辻正人監督。令和にもっとも注目される少年野球チームであり、指導者と言っていいでしょう。
わたしは何も教えてもらうことなく、ただ怒鳴られながら野球をやってきた人間です。以前、noteに書きました。
もちろんわたしはプロ野球を間近で見ていますし、直接、指導者や選手に話を聞ける立場でもあります。野球に詳しいとは思いますが、かといってその知識を子どもたちにフィードバックする自信はありません。
こうやって結果を出している指導者の言葉を目にすると、学ぶことばかりです。ああ、こうして練習すればいいのか、ここを目標にしてやればいいのか、こうすれば勝てるのか。
きのうのブログにも書きましたが、我が子は遠投をしたがります。でも「多賀少年野球クラブ」流だと「16メートル(少年野球の投手・捕手間の距離)しっかり投げる」ことの方が大事で、キャッチボールもほぼその距離までで良いという考え方です。なるほどなるほど。そして遠投が不要という訳ではなく、やるのであれば練習の最後にしましょう、と。
あと、これはわたしも気になっていたのですが「意味のある声を出そう」という教え。「しまっていこう!」で守備が締まるわけではありません。それよりも「バッター〇番!」とか「バントあるよ!」とか。そういう声を出すためには野球を学ばなければいけませんが、これこそ意味がある声出しです。
じっくり観察して、我が子の上達を手助けしてあげられるよう、わたしも学んでいきます。