『戦力外通告』 日々
中日ドラゴンズは今日、森博人、石川翔、加藤竜馬、星野真生、菊田翔友、野中天翔の6選手に対し、来季の契約を結ばないことを通告しました。いわゆる「戦力外通告」です。そんな季節になりました。
石川翔選手。2019年12月2日『大澤広樹のドラゴンズステーション』に清水達也選手ともに出演してくれました。
2017年ドラフトでは2位・石川翔、4位・清水達也、6位山本拓実と高校生右腕を3人指名。当時から石川翔選手のスケールの大きさはかなり高く評価されていました。
しかし、相次ぐケガ。故障の連続。
清水達也選手は4年連続50試合以上登板を果たしました。山本拓実選手は日本ハムに移籍し、存在感を見せています。
昨季、二軍戦で157キロを記録した右腕は、プロ通算1試合、0勝0敗、防御率0.00で、中日を去ることになりました。
2020年1月1日0時46分、石川翔選手からLINEが届きました。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
前述のように、番組での共演を機にわざわざLINEをしてくれた石川翔選手。何気ないメッセージですが、すごく印象に残っています。ナゴヤ球場で顔を合わせれば、短い時間にひと言でも声をかけたい存在でした。
今日の会見では「解放された感じです。毎日つらかったので」と話した石川翔選手。つらかったことは容易に想像できました。よく頑張った。でも、まだ25歳。人生は続きます。プロ野球選手としての今後はわたしにはわかりません。でも、まだまだ頑張れ。普通の25歳よりはるかに苦労が多い人生だったと思います。石川翔選手には、この経験を活かす人生を送ってほしいです。君なら頑張れる。