『27年前の手紙』 日々
今日、出社するとわたしのデスクに封筒が置いてありました。宛名の文字に見覚えがあります。すぐにわかりました。わたしの入社当時、何度もお手紙をくれた女性からです。
封筒を開けてみると、中にはまた封筒が。今度はわたしの字で書かれています。「報道部 アナウンス課 大澤広樹」。懐かしい。その部署はなくなり、わたしの所属部署も変わっています。変わっていないのは、アナウンサーとしてしゃべっていることだけ。
差出人の女性がお子さんと同居することになり、自宅を整理しているときに保管してあったわたしからの手紙を見つけたそう。そしてこの手紙を、わたしの手元にもう一度送り届けたいと郵送してくれたのです。
そのまま捨てることもできたでしょうに、27年も保管してくれていました。中にはわたしからの手紙と、当時の番組表です。当時、わたしはいただいたお手紙の多くにお返事を書いていました。最近はSNSで簡単にメッセージを送れます。それはそれでとても便利(嫌な思いをすることもたくさんありますが…)。こちらもすぐに返信できます。
わざわざ時間を取って書いていただいた手紙。嬉しい。
ゆっくり当時の番組表を見返してみました。わたしが初めて担当した『サンデースポーツマガジン』(1998年10月〜)。
「ハローボウリング」、懐かしい。亡くなった奈良まなみアナウンサーが担当していました。
わたしもお返事を書きます。ちょっと待っていてくださいね。