第51回高等学校ラジオ作品コンクール表彰式 過去のコンクール
第51回高等学校ラジオ作品コンクール表彰式が12月9日に東海ラジオ放送本社で行われ、番組制作部門の最優秀賞1校と優秀賞1校、アナウンス部門の最優秀賞1名と優秀賞3名が選ばれ、それぞれ表彰されました。
番組制作部門最優秀賞を手にする米子工業高等専門学校細山晃平さん。右は東海ラジオ田中社長
高等学校ラジオ作品コンクールは放送作品の制作を通じて、高校生の自由な創造力と表現力を養い情操教育に役立てるとともに放送文化への理解を深めようとするもので、1971年度から実施されています。第51回として開催された今年は番組制作部門に27校、アナウンス部門に33校76名がエントリーしました。
最優秀賞、優秀賞は12月30日(金)19:00-21:00に東海ラジオで放送します。
■番組制作部門■
最優秀賞(文部科学大臣賞)
米子工業高等専門学校(鳥取) 『音の葉』《ドラマ》
2年前に失明した主人公の琢磨は中学時代の友人洋介に出会い、大好きだった写真を再び撮りはじめます。洋介の助けを頼りに世界を取り戻そうとする琢磨の諦めない姿を、丁寧に作りこまれた効果音から浮かび上がる情景や、登場人物たちの等身大の会話によって描き出した快作です。
優秀賞
椙山女学園高等学校(愛知) 『およそ14％』《録音構成》
男性が育児休業を取得しやすくなるよう法律が改正された2022年、同校の男性教員として初めて1ヶ月の育休を取った山中佑斗さん。山中さん夫妻、学校関係者、生徒たちへのインタビューや育休に関するさまざまなデータを積み重ね、男性の育休に対する意識を浮き彫りにした作品です。
審査員特別賞
兵庫県立東播磨高等学校 「誰と行くか」
北海道小樽潮陵高等学校 「10万円後の未来」
■アナウンス部門■
最優秀賞
三重県立いなべ総合学園高等学校 小泉 以依
優秀賞
啓明学院高等学校(兵庫) 野村 虹乃
優秀賞
東海大学付属静岡翔洋高等学校 久保田 乃亜
優秀賞
日本大学三島高等学校(静岡) 藤原 紗映
番組制作部門最優秀賞には文部科学大臣賞、日本民間放送連盟賞、株式会社三協賞、東海ラジオ放送賞が、同優秀賞およびアナウンス部門各賞には日本民間放送連盟賞、株式会社三協賞、東海ラジオ放送賞がそれぞれ贈られました。
アナウンス部門最優秀賞の三重県立いなべ総合学園高等学校小泉以依さん。中央は鹿目由紀さん、右は源石和輝アナ
入賞作品は東海ラジオで放送します。審査員を務めた劇作家鹿目由紀さんと源石和輝アナが高校生たちの喜びの声やホンネに迫ります！
放送日時 12月30日(金) 19:00-21:00
○米子工業高等専門学校 『音の葉』
○椙山女学園高等学校 『およそ14％』
○三重県立いなべ総合学園高等学校 小泉 以依
○啓明学院高等学校 野村 虹乃
○東海大学付属静岡翔洋高等学校 久保田 乃亜
○日本大学三島高等学校 藤原 紗映
※文中敬称略
