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直球勝負!大澤広樹

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『金丸夢斗 初勝利』 日々

わたしは今まで、中日金丸夢斗選手の登板試合を実況したことはありませんでした。7月31日巨人戦で金丸選手が先発登板し、「あ、これは中6日だとわたしの実況担当日だ」と計算していました。

そして、きょうを迎えました。



まさか未勝利のまま、8月に入ってしまうなんて想像していませんでした。「なんかかっこいいコメントを考えてみようか」とも思いましたが、わざとらしいのでやめました。自然に、いつも通りに放送し、金丸選手のプロ初勝利をお伝えすることができました。ようやく「金丸伝説」の本編が始まりました。



楽しみにしていた一方で、実は、きょうの実況担当に大変な不安がありました。先週あたりから喉がざらついた感じがして「風邪かな?マズイな」という喉のコンディションでした。8月2日(土)名古屋城こども王位戦の司会を務めた際でも、かなり不安がありました。それでもまだ時間があるから大丈夫だろうと思っていたのですが、声が出なくなってしまったんです。

8月4日(月)の深夜、わたしは声が出なくなってしまいました。そう、北海道にいたときです。咳が止まらず、かなり声帯にダメージを与えてしまったようです。名古屋であればすぐにかかりつけ医に診ていただけるのですが、わたしは北海道にいます。しかも我が子と2人で。

「早めに伝えて実況を代わってもらおうか。金丸選手のことはあきらめよう。でも、まだ時間はある、なんとかならないか」。

激しく咳き込むわたしのせいで目を覚まし、心配する我が子。

ホテルから徒歩4分のところに、評判の良い耳鼻咽喉科がありました。よし、朝イチで診てもらおう。それで決めよう。我が子にも付き添ってもらい、診てもらいました。「絶対に木曜日に喋らなきゃいけないんです、わたしは」と伝えて。

名古屋にいる時と同じ治療は、血液検査をしなければいけない。即日で結果を知り、いつもの治療を受けるには市民病院までいかなければいけない。

その時間は、わたしにはありません。

その医師はわたしの事情を汲み取ってくれた上で、できうる限りの対応をしてくれました。

すると、その日の午後から良くなってきたのです。大声は控えながらエスコンフィールド北海道で観戦、翌日も同じ。なんとかなったか?

といっても、わたしは実況中に声が出なくなり、代わってもらった前科があります。きょう試合前、リポーターの源石和輝アナには「もしかしたら交代してもらうことがあるかもしれません」と伝えておきました。



喉の状態に自信がなかったので、5回くらいまでは控えめにいきました。でも、無事に終わりました。100パーセントの体調で、きょうの放送に臨めなかったことは悔しいです。もっと上手く喋れたのにという思いもあります。

でも、最後まで喉が耐えてくれたおかげで、金丸選手の初勝利を伝えられました。忘れられない1試合になりました。

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