2008年10月「秋の改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年10月20日(月) 午前5時25分放送
10月の番組審議会がこのほど開かれ、 「ナイターオフ編成と新番組」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。 麻創けい子、小森裕作、三浦昌夫、 宮崎眞知 、 山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、 志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、 近藤清・取締役業務局長、 佐枝一史・編成業務部長、 則武勝也・制作部長、 村上和宏・報道部スポーツ課長が出席しました。
はじめに東海ラジオ側から、 「ナイターオフ編成と新番組」について説明がありました。概要は次の通りです。今回の改編のコンセプトは「想像力をかきたてる」です。 音声からイメージを膨らませていただくため、週末は大人の方に、 特に中高年を意識してゆっくりと聴いていただきたく番組を揃えました。 そこで今一度ラジオの原点に戻り、音を大切にしてイメージの世界を楽しんでもらうため「ラジオ想像力」をキーワードとしました。 新ワイドは、まず5年目を迎えました月曜から金曜の18時15分から20時55分の「2COOL!」です。5組のパーソナリティが今シーズンも登場します。 週末に中高年を意識したふたつのワイドがスタートします。 土曜は「黒田治 今夜はOK.OK.」、 日曜は「幸福ラジオ RE-SET!」です。 それぞれのワイドには短編小説や今流行の携帯小説のように、 例えばエッセーの朗読やラジオドラマ、日本史に関する裏話を取り上げるコーナー等、5分から10分のコーナーをアクセント的に揃えました。 野球関係は、月曜から金曜の17時45分から18時15分で、ドラゴンズファンのために「ガッツだ!ドラゴンズ」を編成しました。その日のドラゴンズの動き、解説者のコーナー、来シーズン活躍が期待される若手の紹介、野球のルールについてなどドラゴンズ一色の30分間です。 その他の新番組は、大人の方が聴ける週末土曜日のプログラムで六文銭の小室等さんの「小室等 時間(とき)のパスポート」、そして日曜日の夜9時から30分間のラジオドラマ「まほろばの青い花」を編成しました。 今回の改編率は34.3%です。
これについて委員からは
■「 ドラゴンズの成績がいまひとつだったので、来年に向けてリスナーの英気を養うような番組作りをしていただきたい」
■「 『想像力をかきたてる』というテーマがとても参考になった」
■「 どんな番組だろうと思わせるようなとても興味を引くタイトルが多く、 テーマの選択も興味を引くものが多いため、改編率が低いわりには 大きく番組が変わったような期待を抱かせる編成である」
■「 『2COOL!』では頻発している凶悪事件の背景や内面を掘り起こす話題、 地球環境問題、健康問題などを取り上げていただきたい」
■「 『銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA』で、中学生のリスナーが 様々なエコ活動を自主的に行なっていることは 子供たちの自尊心を引き出す良い方法であり、ラジオの役割を改めて感じた」
■「 『想像力をかきたてる』というテーマをいかにリスナーにわかってもらうか という努力はおそらく永遠と続いていくことだと思うが、 原点を忘れずに是非東海ラジオのファンを増やしてもらいたい」
■「中国の野菜の問題や環境問題、食品の偽装など、いまユーザーは 何が本当かわからない状況なので、こうした問題の啓蒙活動を 番組で是非やっていただきたい」
■「『2COOL!』で経済のコーナーを、例えば 『サブプライムローンも簡単に言えばこういうことです』というようなことを 例え3分でも放送してもらえるとありがたい」
などの意見が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、9月は193件で、 新番組に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が10月の番組審議会の概要です。
2008年9月「アイランド・アイ」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年9月22日(月) 午前5時25分放送
9月の番組審議会がこのほど開かれ、朝のワイド番組「小島一宏モーニングあいランド」内のコーナー 「アイランド・アイ」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。 麻創けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、 志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、 近藤清・取締役業務局長、 則武勝也・制作部長、竹内康浩・番組ディレクターが出席しました。
「アイランド・アイ」は朝のワイド番組「小島一宏モーニングあいランド」の中で、毎朝7時37分頃から曜日ごとのレギュラーコメンテーターが様々なニュースを専門家の視点で解説するビジネスマン向けのコーナーです。レギュラーコメンテーターは月曜がジャーナリストの 大谷 ( おおたに ) 昭宏 ( あきひろ ) さん、火曜がインサイダー編集長の 高野 ( たかの ) 孟 ( はじめ ) さん、水曜が三菱UFJリサーチ&コンサルティングエコノミストの 内田 ( うちだ ) 俊 ( とし ) 宏 ( ひろ ) さん、木曜が共同通信編集委員の 石井 ( いしい ) 達也 ( たつや ) さん です。
これについて委員からは
■「 我々が知りたいと思うことを懇切丁寧に聴かせてもらえて、とても面白く良い番組であった 」
■「 あまりにも解説者が言い切ってしまうので、その内容が正しいのかどうかが気になった 」
■ 「 関心の高い話題が多く、ニュースが立体的に見えて時間的に忙しいリスナーにとってはありがたい番組 」
■「 とても良い番組なので、できれば10分くらいの枠にしてもう少し話してほしい 」
■「 コメンテーターの掘り起こしが必要である 」
■「 大谷昭宏さんの解説で『知恵のある大人が減ってきている』という分析がとても印象に残った」
■「 ビールの話題で国内の4社体制が今後どうなっていくのかという解説がなかったのは残念だった 」
などの意見が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、7月は139件、8月は118件で野球中継に伴う休止番組に対して放送を希望する要望や、ラジオショッピングについての問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が9月の番組審議会の概要です。
2008年7月「太夫と才蔵の村」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年7月21日(月) 午前5時25分放送
7月の番組審議会がこのほど開かれ 、5月24日の午後9時~9時30分まで放送された 平成20年度日本民間放送連盟賞教養部門参加番組「太夫と才蔵の村」 について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。 麻創けい子、小森裕作、高島良樹、野村 卓、宮崎眞知、三浦 昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、 志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、 近藤清・取締役業務局長、秋田和典・制作局次長、則武勝也・制作部長が出席しました。
平成20年度日本民間放送連盟賞教養部門参加番組「太夫と才蔵の村」は正月に家々を回り新春をお祝いするするとともに家内の安全と繁栄を願う祝福芸で愛知県知多地方に伝わる国の重要無形民俗文化財「尾張万歳」の歴史を紹介するとともに、尾張万歳家元の北川幸太郎さんと保存会のメンバーが「尾張万歳」を継承する姿を描く番組です。
これについて委員からは
■「非常に良く簡潔にまとめられてわかりやすい番組であった」
■「番組の出来栄えに感心するとともに制作された方の大変さを感じた」
■「初心者に尾張万歳を理解してもらうためには何回も放送する必要があり、この放送一回だけでは『こういう万歳がありました』という番組で終わって しまうもったいなさを感じた」
■「日本本来の文化芸能をともすれば忘れがちな我々に対してある意味ではとても面白い結び方であった」
■「尾張万歳をどうしても残してあげたいという番組制作者の情熱が聴いている人にも伝わるようにすべきだった」
■「今後テレビ局にお二人の芸を何らかの番組に取り上げてもらえるように働きかけていただきたい」
■「経済的な豊かさを得る陰で文化的豊かさが消えていくという皮肉を感じた」
■「残していかなければいけないけれど、消えていく背景を描くということ、それが時代を描くということでそれもラジオの役目であろう」
■「天野鎮雄さんを聞き手に起用したことがとても良かった。説得力のあるナレーションはこの番組にピッタリであった」
などの意見・要望が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、 6月は174件 で 聴いて元気週間のプレゼント内容や応募方法、ガッツナイター応援団についての問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が7月の番組審議会の概要です。
2008年6月、「ガッツナイター・ベースボールデスク」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年6月23日(月) 午前5時25分放送
6月の番組審議会がこのほど開かれ、「ガッツナイター・ベースボールデスク」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。 麻創けい子、小森裕作、野村卓、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんで、 高島良樹委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ側からは、 志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、 近藤清・取締役業務局長、 原光隆・報道部長、村上和宏・報道部スポーツ課長 が出席しました。
「ベースボールデスク」は、「ガッツナイター」などのプロ野球中継番組の中で、イニングの合間に本社スタジオの担当アナウンサーが「YES―NOクイズ」「メジャーリーグ情報」「ファーム情報」などをお届けする情報コーナーです。 今回は4月23日(水)の「ガッツナイター」で放送された中日対阪神戦での「ベースボールデスク」について審議がおこなわれました。
これについて委員からは
■「 東海ラジオの看板番組だけあって全体的に大変バランスのとれた良い放送である 」
■「 実況中継の合間に選手のホットな情報を盛り込むのは番組への親近感が増す手法であり、中日ファンの心理をタイムリーな内容で伝えているところが良い 」
■「 ラジオファンを増やすには非常に良い構成で放送内容が組まれている。やはりドラゴンズに関しては一枚上を行く東海ラジオという印象であった 」
■「 ベースボールデスクの苦労を垣間見ることができた。イニングが代わるたびに内容もくるくる替わるのも非常に面白かった。川井投手にアルプス魂が秘められているというエピソードも良かった 」
■「 メジャーリーグの結果のときに、なぜ名古屋に関係のある人を取り扱ったのか。他の番組でもそうだが、どうして日本が嫌でアメリカに逃げた選手を貴重な時間を使って応援しなければならないのかわからない 」
■「 あまり登板しない川井投手の情報や大リーグ情報、ファーム情報などリスナーに興味ある情報を適宜適切に提供している。リスナー参加のクイズもリスナーに番組への参加意識を持ってもらう点で良いが、川井投手や前田選手など紹介する人の経歴など細かい情報も入れてほしい 」
などの意見・要望が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、 5月は110件 で プロ野球中継のカードや実況と解説についての問い合わせ、「ガッツナイター応援団」についての問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が6月の番組審議会の概要です。
2008年5月「センター英語のカリスマと呼ばれた男」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2008年5月19日(月) 午前5時25分放送
5月の番組審議会がこのほど開かれ、4月13日の日曜午後9時~9時30分まで放送された特別番組「センター英語のカリスマと呼ばれた男」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。 麻創けい子、小森裕作、高島良樹、 宮崎眞知、山崎隆治 以上の皆さんで、 野村卓、三浦昌夫両委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ側からは、 志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、 近藤清・取締役業務局長、則武勝也・制作部長、 岸田実也・番組ディレクターが出席しました。
特別番組「センター英語のカリスマと呼ばれた男」は、 ドラマ・漫画の「ドラゴン桜」に登場する英語教師のモデルとなった大手予備校講師の竹岡広信さんにスポットをあて、竹岡先生の何が生徒を惹きつけたのか、生徒は竹岡先生のどこに引き寄せられるのか。竹岡先生の日常や、受験生である高校三年生も共に追いながら「学ぶ」とは、そして「教える」とは何かを考えていく番組です。
これについて委員からは
■「教師の熱意の欠如、目的意識の希薄な甘い考えの生徒がいる中で、このような番組は教師にも生徒にも良い刺激になる」
■「一回聴いただけでは理解できない。もう少し内容が分かるように工夫してほしかった」
■「一球入魂で生徒とぶつかっている熱意に感慨深いものがあった」
■「カリスマ先生の言葉は最後まで音が悪く聞き取れなかったが、先生の愛情を受けた生徒は良い人生を送れるのではと思うことのできる良い番組だった」
■「受験という前提では疑問があるが人生という勉強については非常に良いことを言っているので受験生向けではなく社会人向けの番組ではないか」
■「教育番組なのか娯楽番組なのか番組の性格がはっきりしなかった」
■「せっかく良い企画なのに単発ではもったいない」
■「番組の最初で先生の実績を明らかにしておく必要があったのではないか」
■「語り手の女子高生の感想も聞きたかった」
■「手紙を読んだのが本人なのか代読なのかわからなかった」
■「もう一回練り直してリメイクしても良いのではないか」
などの意見・要望が出されました。
東海ラジオからは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、 4月は117件で ナイター中継カードや解説者に関する問い合わせや3月までに終了した番組についての問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が5月の番組審議会の概要です。