2007年12月「こちらトクダネ情報部」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2007年12月24日(月) 午前5時25分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。12月の番組審議会がこのほど開かれ、月曜日~金曜日午前6時30分~9時まで放送のワイド番組「小島一宏mornigあいland」の中で8時8分頃から5分間放送の「こちらトクダネ情報部」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、宮崎眞知、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、角田功治・制作部長、竹内康浩・番組ディレクターが出席しました。
「こちらトクダネ情報部」では、日替わりでアナウンサー・レポーターが登場し、気になる話題を追いかけ、取材し、紹介しています。月曜日は深谷里奈アナウンサーが、最新の「はやりもの」を紹介する「トレンドファイル」。火曜日は古池真由美が、東海三県の人気スポットやイベントの紹介。水曜日は佐藤友香アナウンサーが、大学での最新の研究の紹介や様々な民間団体の活動など紹介。木曜日は青山アナウンサーが、東海で1番、日本で1番、世界で1番を紹介する「いちばん」。金曜日は名古屋環境大学職員の児島(こじま)絢子(あやこ)さんが担当する「エコエコあやこの環境レポート」。家庭の目線でエコ・環境問題について考えます。
今回は、これまでに放送された中から各曜日一つずつピックアップしたものについて審議しました。
これについて委員からは
■「朝の通勤時間帯であり、また主婦の方の場合はあと片付けをしているか、ほっとしている時間帯に、興味深い話題をテンポよく紹介しており、楽しくためになるコーナーであった。」
■「今回聞かせていただいた内容のほとんどがこれまで、知らないことであった。こうしたちょっとした知識を教えてもらえるのはたいへんありがたい」
■「放送時間が、5分と短いことが、たいへんいい。」
■「単なる情報の紹介だけでなく、その中でのコメントが発想の転換の重要性、その裏側の意義や社会性などポイントを抑えたものであったのがよかった。」
■「アナウンサーはもちろんの事。環境大学の方もトークがたいへん上手く、聞きやすい番組であった。」
■「5分の短さゆえ、紹介しきれないものがあるかもしれないが、別の機会にも少し角度を変えて紹介してみても面白い」
といった意見が出されました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、11月は、117件で、ドラゴンズの日本一に関連した質問や、在京局で放送される番組を東海ラジオでも放送をしてほしいといった要望などが多く寄せられたことを報告しました。
以上が12月の番組審議会の概要です。
2007年11月「天野良春“リアル”」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2007年11月19日(月) 午前5時25分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。11月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週土曜日午前6時30分から9時まで放送の「天野良春“リアル”」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、角田功治・制作部長、山口直美番組ディレクターが出席しました。
「天野良春“リアル”」では、団塊の世代の真っ只中、天野良春がその新たな出発点とも言える番組で初の一人しゃべりに挑戦しています。世の中の動きをリアルタイムに大人の感性をリアリティーを持って伝えていきます。同世代はもちろん、かっこいい生き方を考えている方、いつも動きを求めている方にリアルに届ける情報番組です。
番組では、朝一番のニュースからはじまり、気象協会の予報士と電話で結ぶ「お天気羅針盤」、ニュースについて中日新聞論説委員が解説する「習慣トピックス」ビジネスに役立つ成功の秘訣、発想の転換、ストレス解消法をリアルにアドバイスする「Bサイト」、この地方で活躍する美術工芸作家に話を聞く「ものづくりの美」などのコーナーで構成されています。
これについて委員からは、
■「リスナーを飽きさせない番組で、プロの話術を堪能した感じがする。
■これまで審議委員をしてきた中で、最も聞きやすい番組であった。」
■「硬派ないい番組だと思う。じっくり聴かせてくれる番組で、どちらかというと“ながら”で聴くような感じではないように思う。座ってお茶でも飲みなが聴くか、あるいは布団の中でじっくり聴くのがいいのではないかと思う。そうした場合に、土曜日のこの放送時間については、出かける前、あるいは出かけている最中にラジオに接触する可能性が高いと思われるので、もう少し早い放送時間の方がいいのではないか。」
■「パーソナリティのトークのスピードがゆっくりで適切な速さなので、たいへん聴きやすかった。中でも『思い込みを捨てて、思い付きを拾う』という言葉が紹介されたが、たいへんいい言葉で参考になった」
■「週間トピックスでのミャンマー情勢についての解説は、新聞でもよっぽどよく読まないとわからないことであり、たいへんわかりやすく説明していた。」
■「番組の中では、普通とは少し違った視点からものを見て、問題を提起しており、そこからまた別の話が展開できると思う。」
といった意見が出されました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、10月は、115件で、番組改編に伴う番組変更の問い合わせが多く寄せられ、また「聴いて元気週間」に関するお問い合わせも多く寄せられたことを報告しました。
以上が11月の番組審議会の概要です。
2007年10月「秋の改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2007年10月22日(月) 午前5時25分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。10月の番組審議会がこのほど開かれ、「平成19年度ナイターオフ編成と新番組について」審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、高島良樹、三浦昌夫、宮崎真知、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、角田功治・制作部長、酒井弘明・報道部長が出席しました。
今年は10月1日からナイターオフ編成がはじまりました。今回は「元気の素はラジオから」をテーマに、「元気のよさ」を前面に打ち出した新番組が揃いました。
ナイターゾーンには今年も「2COOL!」がスタートします。今年は、新メンバーとして東京スタジオから兵藤ゆきとタイムマシーン3号が水曜日を担当。木曜日には地元名古屋の新進気鋭の落語家、雷門幸福と佐藤友香アナが担当。金曜日には元バレーボールアメリカ代表、ヨーコ・ゼッターランドと村上和宏アナが担当するなど、月曜日から金曜日まで、個性あふれるパーソナリティが勢ぞろいし、ニュース・スポーツ・ミュージックそしてトークと、AMラジオの面白さを伝えます。
いよいよ「ミッドナイト東海21」がベルト番組としてさらなるリニューアルを果たします。今、深夜は若者だけの時間じゃありません。熟年も団塊世代もまだまだ元気。人生の楽しみはまだまだこれから。昔話もありますが、今をエンジョイできる。そんな世代にゆったりとした時間を過ごしていただける番組。さまざまなジャンルの音楽で綴る新しい「ミッドナイト東海21」がはじまります。パーソナリティは松原敬生・天野良春など往年の名アナウンサーと、落ち着いた雰囲気の女性タレントが日替わりで担当します。土曜日の深夜には、夜の雰囲気を大切にした、ゆったりとくつろげる番組「酒井弘明 ミッドナイトフライト」がスタートします。
スポーツ番組としては、「ガッツナイタープラス」、や、ドラゴンズ情報たっぷりの「ドラゴンズNo.1ジョッキー」さまざまなジャンルのスポーツを取り扱うワイド番組として「スポーツダイヤル」がスタートします。
北京オリンピックを来年に控えたこの秋からは、さまざまなスポーツに注目が集まりそうです。女子マラソンもその一つ、日本の3人の枠のうち、一人は大阪の世界陸上で土佐礼子が内定。残る2枚の切符は誰の手に。東京・大阪・名古屋の代表選考会に注目が集まります。東海ラジオではこの全レースを実況生中継します。またニュース・天気予報を大幅に増加し、リスナーのニーズに応えていきます。
これについて委員からは、
■「今回の改編率が28.7%ということで、新しく変わるというよりも、リニューアルをした改編であったと思う。しかしながら、数字の割には中身がたいへん濃いものである印象をうけた。」
■「2COOLは改編のテーマである、『元気の素はラジオから』を最も表していると思う。」
■「『深夜は若者だけの時間じゃない』のキャッチコピーにあるように、シニアの世代はその時間に目が覚めることもあり、ミッドナイト東海21やミッドナイトフライトのような番組は聴いてみたいと思うのではないか。」
■「ニュース・天気予報はラジオに最も求められているものだと思う。回数が大幅に増えたことはたいへんいいことだ。」
といった意見が出されました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。
また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、9月は、189件で、秋の番組改編期にあたり、新番組に関するお問い合わせや、秋からの放送時間の変更に対するお問い合わせがが多く寄せられたことを報告しました。
以上が10月の番組審議会の概要です。
2007年9月「直球勝負!大澤広樹」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2007年9月24日(月) 午前5時25分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。9月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週日曜日午後2時から5時まで放送の「直球勝負!大澤広樹」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻生けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、宮崎真知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、秋田和典・制作局次長、松波宏治 番組担当ディレクターが出席しました。
「直球勝負!大澤広樹」はドラゴンズをはじめ、地元スポーツ情報を中心として、さまざまな情報を紹介するバラエティ番組です。2時台には、先週のドラゴンズを振り返り、スポーツアナウンサーとしてまた野球ファンとしての大澤広樹の視点から、気になったシーンやプレイをお伝えするコーナーや、明日のスターを夢見るヤングドラゴンズのインタビューをお届けする「ドラゴンズ・君こそスターだ!」のコーナー。3時台には「大澤広樹・若杉直美 競馬一番勝負!」、さまざまな分野のゲストが出演する「ゲストに直球勝負」。4時台には「ミュージッククイズでたトコ勝負」や「映画の時間」など、それぞれの時間帯にさまざまなコーナーがあります。
これについて委員からは
■「スポーツ情報バラエティとして野球を中心にさまざまな情報がまとまって提供され、聞きやすい番組である」
■「ドラゴンズの堂上剛裕選手のインタビューや、FC岐阜の森山泰行選手のインタビューでは、それぞれの人柄や意外な一面も引き出していて、興味深く聞くことができた」
■「映画のコーナーでは、観にいきたいが、その機会がないと思っている中で、こうしてパーソナリティが紹介してくれることで、それならば一度観にいってみようかと背中を押されるような感じがするので、いいと思う」
といった意見が出されました。また、ラストウィークドラゴンズのコーナーでは、7月7日のナゴヤドームでの中日阪神戦で、川上投手に打球が直撃したのを阪神ファンが喜んでいるシーンを取り上げ、これを大澤アナが批判しました。それについて、
■「もちろん悪いことは悪いと思うが、少し感情的になりすぎていていた感がある」
■「コーナーの時間を多くとったことで繰り返し同じことをいうことにもなり、少々くどい感じがしてしまったのではないか」
などの意見が出されました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、7月は、115件で、8月は118件、ラジオショッピングや、野球の延長に伴う放送時間の変更などについての問い合わせが多かったことを報告しました。
以上が9月の番組審議会の概要です。
2007年7月「その声が聞きたい 患者は声を求めている」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2007年7月23日(月) 午前5時25分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。7月の番組審議会がこのほど開かれ、5月27日日曜日の深夜2時15分から3時まで放送の平成19年度日本民間放送連盟賞(報道部門)参加作品「その声が聞きたい 患者は声を求めている」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻生けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、宮崎真知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、秋田和典・制作局次長、番組担当ディレクターとして、制作局報道部アナウンス課 村上和宏 が出席しました。
年々増え続ける日本のがん患者。厚生労働省の最新の統計では二人に一人ががんに罹るとされ、もはや誰にとってもひとごとでなくなった「がん」。国は4月、「がん対策基本法」を施行したが、実際にがんと闘う患者やその家族にとって、この法律で定められた内容で十分なケアは期待できるのだろうか?3年前に血液がんで夫を亡くした大原純子さんは、夫の闘病中、また亡くなった後もがん患者、その家族、また医療従事者との交流を通し、本当に必要なものは難しい専門用語の羅列による説明でも、マニュアル通りの対応でもなく、人と人がその人の体温を感じられるコミュニケーションだという信念を持つに至った。この番組では、がん患者を取り巻く現状を、患者本人やその家族、また少しでも安心して病気と向き合えるよう日々努力を重ねる医療現場の医師、看護師、相談員、さらに草の根で国に頼らず自分達の手で相談窓口を作ろうというNPO代表などに取材し、がん患者にとって何が必要とされるのかを浮き彫りにしていきます。
これについて委員からは
■「たいへん社会性のあるテーマをとりあげて、多くの人の声を集めた。これは2~3人の声を集めることと比べてはるかに多くの労力が費やされたに違いないと思う。その努力にまずもって敬意を表したい」
■「現代社会の多くの人が悩まされているがん。ちょっと重過ぎるテーマで、ともするとダイヤルを変えられそうな感があるが、それを敢えて取り上げる意欲とまじめさ、こういうものを大切にして挑戦する姿勢については高く評価されるべきだ」
■「谷川アナのナレーションは、たいへん聞きやすかったが、取材対象になっている人々の声が聞き取りにくく、聞き取ることに力を注いで、中身を理解するに至らなかった」
■「深刻な問題をテーマに扱っていて仕方がないことかもしれないが、長時間に渡ってそれぞれの立場の方のお話が繰り返して羅列されるような感じになってしまっている。その中に、起承転結のようなストーリー性がないので、さらに重苦しく感じてしまい、45分間、聞き続けることが困難な感じがする」
■「テーマそのものはたいへんよいが、いかに聴いてもらうかの中でもう少し研究課題があるように思う」
■「この番組では患者の立場に立っていろんな悩みについて相談にのってあげられるような体制作りが必要だというメンタルヘルスの面が主とされている。それも大事だが、多くの人は、こういう治療方法があってその効果はどの程度のものなのかといった情報、この病院にはこういう医師がいてその手術歴がどのようなものかといった情報を求めていると思う。この番組としては、そうした情報を得るために、本当の意味でのがんコールセンターが必要なんですよという点をもっと前面に押し出したほうがよかったのではないかと思う」
などの意見が出されました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、6月は、184件で、聴いて元気週間中のプレゼントの応募方法などのお問い合わせが多く、また「ガッツナイター応援団」へのお問い合わせも多かったことを報告しました。
以上が7月の番組審議会の概要です。