2014年11月「矢野きよ実の朝は矢野流」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
11月の番組審議会が今月7日に開かれ、「矢野きよ実の朝は矢野流」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、榊原啓治、土岐正紀、宮崎眞知、以上の皆さんで、大西信之、山口禎一郎委員は書面による出席となりました。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務・営業担当、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、早川昌宏編成業務部長、神谷信寛ディレクターが出席しました。
この番組は、ニュースやスポーツ、芸能などの情報、そして一日を気持ちよく始められるような楽しいトークをファッショナブルな装いに包んで毎朝7時からお届けする2時間のワイド番組です。一日の始まりに“使える”情報を提供するとともに、慌しい中にもホッとできるひとときも提供しています。
各委員の意見です。
「矢野さんの名古屋弁は親近感があり、内容も好感が持てた」
「原アナウンサーも控えめな受け答えで聞きやすく、コンビとしては良くまとまっていた」
「声の書 書の声のコーナーで、一言の部分が分かりづらかった」
「ニュースやトピックス、タイムリーな話題などを取り上げたり、リスナーのメールを紹介したりして、朝のワイドとして相応しい内容だ」
「原流映画道は唯一原アナウンサーがイニシアティブを取っていて構成のアクセントになっている」
「声の書 書の声は車を止めて聞こうかなと思わせるくらいの重い話題で、ある意味では矢野さんのお仕着せのような感じを受けた」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは324件で、番組改編に伴う放送時間変更の問い合わせや、新番組へのご意見、野球中継の予定、公開録音に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2014年10月「放送基準の一部改正」及び『東海ラジオ秋の番組改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
10月の番組審議会が今月3日に開かれ、「放送基準の一部改正」と「東海ラジオ秋の番組改編」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、大西信之、榊原啓治、土岐正紀、宮崎眞知、山口禎一郎、以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務・営業担当、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、早川昌宏編成業務部長、北敏明制作部長が出席しました。
はじめに、日本民間放送連盟の放送基準が一部改正されるのに伴い、東海ラジオ放送 放送基準の一部改正が諮問され、『妥当である』との答申がありました。
放送基準の改正は7条文で、人権、差別解消に関わる規制の範囲を広げるため、放送基準第108条「私的な秘密事項の調査を業とするものは取り扱わない」を「人権侵害や差別の助長につながるかたちで、個人情報を調査・収集・利用するものは取り扱わない」と改正します。それ以外は関係法令等の変更に伴う所要の字句修正で、69条の「鉄砲」を「銃砲」に、127条と133条の「医療用具」を「医療機器」に、129条の「医業」を「医療」に、137条の「消費者金融のCM」を「個人向け無担保ローンのCM」に、140条の「登録された」を「免許・許可を受けた」にそれぞれ変更します。
続いて、平成26年度ナイターオフ編成と新番組について審議が行われました。主な新番組は、平日朝6時から「原光隆 はやバン!」、朝7時から「矢野きよ実の朝は矢野流」、正午から「日替わりラジオ コレカラ」、夕方4時から「山浦・深谷のヨヂカラ!」、土曜朝7時から「天野良春 パラダイスキング」、日曜正午から「源石和輝 音楽博覧会」で、改編率は50.6%です。
各委員の意見です。
「『源石和輝モルゲン』はある程度新しいターゲットを獲得したワイドと感じているが4年で打ち切った局の判断・思惑はどうだったのか」
「今回の改編は別として、落語番組の復活も検討していただきたい」
「大胆な改編だが“人の声と音楽”に注目していくコンセプトは共感がもてる」
「シニア世代をメインに、若者も意識したターゲットと相矛盾するコンセプトになっているが、その辺りにリスナー獲得の難しさを感じる」
「アクティブシニアをメインターゲットとしたかなりアグレッシブな改編だが、若者向きの番組の組み合わせ方も一考していただきたい」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは306件で、東海ラジオ開局55周年記念イベント関連と「氷川きよし節」の放送時間変更に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2014年9月「高校ラジオクラブ2」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
9月の番組審議会が今月5日に開かれ、「高校ラジオクラブ2」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、榊原啓治、宮崎眞知、山口禎一郎、以上の皆さんで大西信之、土岐正紀委員は書面による出席となりました。東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務・営業担当、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、早川昌宏編成業務部長、北敏明制作部長が出席しました。
この番組は、高校生が番組制作に携わることが出来る番組として月に一回30分放送していた「高校ラジオクラブ」に続く番組で、原則として月に一回一校の生徒が参加収録したものを、翌月に10分番組として毎週月曜日に放送しています。出演希望者は番組ホームページの申し込み専用サイトから申し込み、企画の立案や選曲、音作りなどを番組ディレクターや担当の井田アナウンサーと打ち合わせをして番組制作に携わっていきます。例えば、女子高校生らしくバレンタインに因んだインタビューアンケートや、あまり知名度のない工業高校を生徒目線で紹介したり、ラジオドラマに挑戦する高校も登場しました。以前は放送部に在籍する高校生が中心でしたが、今回は放送部に所属しない高校生の申し込みも目立ってきました。
各委員の意見です。
「リスナーを驚かせるような制作面での落とし込みが欲しかった」
「放送時間帯を従来の『月1回・30分』から『毎週定時の10分』へ変更したことは、ラジオの聴取を習慣にするという意味では正解だと思う」
「単に若年層のリスナー開拓に留まらず、ひとつの『番組ジャンル』としての可能性を感じた」
「東海地方の高校生にとって、聞き漏らしては損をする、かけがえのない情報源になる、そのような番組を目指してほしい」
「放送部に所属しない高校生からも参加の応募があったことは評価に値する」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは7月が189件、8月が153件で東海ラジオ開局55周年関連の公開録音と8年ぶりに野球実況として復活した犬飼俊久元アナウンサーに関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2014年7月「飛騨の俳人・加藤素毛~万延元年つぶやき世界一周~ 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
7月の番組審議会が今月4日に開かれ、「飛騨の俳人・加藤素毛~万延元年つぶやき世界一周~」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、大西信之、土岐正紀、宮﨑眞知、山口禎一郎、以上の皆さんで榊原啓治委員は書面による出席となりました。東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務・営業担当、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、そして梅沢尚志ディレクターが出席しました。
この番組は、日本民間放送連盟賞番組部門エンターテインメント番組参加作品で、5月25日(日)午後3時から45分間放送したものです。万延元年・1860年、徳川幕府は初めてアメリカに使節団を派遣しましたが、その中には岐阜県出身の俳人・加藤素毛も加わっていました。この番組では、彼の俳句も織り込み、悪ふざけをツイッターに投稿する現代を彼が見たらどう思うのかを考え、誰もが情報を発信することが可能になった今に警鐘を鳴らします。進行役は元東海ラジオアナウンサーの松原敬生さん、加藤素毛役はタレントの相川真一さんです。
各委員の意見です。
「素毛のキャラクターをイメージするのに、彼を演じた相川氏はベストキャスティングだった」
「素毛役の方言の使い方に違和感を覚えた」
「企画書に『今に警鐘を鳴らす』とあるが、この主旨が番組内ではあまり感じられなかった」
「ナレーションの中に時代背景も含まれていて面白かった」
「効果音もリスナーに情景をイメージさせるように使われていて良かった」
「素毛を通じて番組からどんなメッセージを伝えたかったのか、良く分からなかった」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられた6月のお問い合わせや苦情などは186件で、東海ラジオ開局55周年関連の「TOKAIRADIO GoGo DAY」とセントレアの公開録音の問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。 事務局 佐枝一史
2014年6月「大須演芸場盛衰記~笑ってさよなら~」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
6月の番組審議会が今月6日に開かれ、「大須演芸場盛衰記~笑ってさよなら~」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、大西信之、榊原啓治、土岐正紀、山口禎一郎以上の皆さんです。宮﨑眞知委員長が欠席のため、委員長は大西信之副委員長が代行しました。東海ラジオ放送側からは小畑耕一代表取締役社長、加藤康雄取締役業務・営業担当、角田功治取締役制作局長、田中康之業務局長、早川昌宏編成業務部長、秋田和典ディレクターが出席しました。
「大須演芸場盛衰記~笑ってさよなら~」は、日本民間放送連盟賞番組部門教養番組参加作品で、5月25日(日)午後2時から45分間放送したものです。番組では、地方では珍しい常打ちの寄席、大須演芸場の変遷をたどり、演芸場で行われた「古今亭志ん朝独演会」などその業績も紹介します。また東京の寄席や大阪の天満天神繁昌亭と異なり、演芸の基盤の薄い地方で演芸場を維持することの課題も探り、更にリニューアルが予定される「新・大須演芸場」への期待と、寄席を愛する人たちの声も伝えます。ナレーションは俳優の天野鎮雄氏が担当しました。
各委員の意見です。
「天野鎮雄氏の人柄と大須演芸場になりきったナレーションがぴったりと合っていて楽しく聞くことが出来た」
「登場人物の紹介がないままオンエアされ、誰のインタビューか分かりづらい部分があった」
「再建策についてもう少し具体的な情報を紹介しても良かったのではないか」
「演芸場閉幕と言う暗い話題ではあるが、笑いを交えた演出で明るく取り上げた構成が良い」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送側からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたご意見やお問い合わせ・苦情などは、5月は184件で、開局55周年に関した問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。以上が6月の番組審議会の概要です。 事務局 佐枝一史