番組審議会

2007年7月「その声が聞きたい 患者は声を求めている」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2007年7月23日(月)  午前5時25分放送

東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。7月の番組審議会がこのほど開かれ、5月27日日曜日の深夜2時15分から3時まで放送の平成19年度日本民間放送連盟賞(報道部門)参加作品「その声が聞きたい 患者は声を求めている」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻生けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、宮崎真知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、山中晃一・常務取締役制作局長、近藤清・取締役業務局長、秋田和典・制作局次長、番組担当ディレクターとして、制作局報道部アナウンス課 村上和宏 が出席しました。
年々増え続ける日本のがん患者。厚生労働省の最新の統計では二人に一人ががんに罹るとされ、もはや誰にとってもひとごとでなくなった「がん」。国は4月、「がん対策基本法」を施行したが、実際にがんと闘う患者やその家族にとって、この法律で定められた内容で十分なケアは期待できるのだろうか?3年前に血液がんで夫を亡くした大原純子さんは、夫の闘病中、また亡くなった後もがん患者、その家族、また医療従事者との交流を通し、本当に必要なものは難しい専門用語の羅列による説明でも、マニュアル通りの対応でもなく、人と人がその人の体温を感じられるコミュニケーションだという信念を持つに至った。この番組では、がん患者を取り巻く現状を、患者本人やその家族、また少しでも安心して病気と向き合えるよう日々努力を重ねる医療現場の医師、看護師、相談員、さらに草の根で国に頼らず自分達の手で相談窓口を作ろうというNPO代表などに取材し、がん患者にとって何が必要とされるのかを浮き彫りにしていきます。

これについて委員からは
■「たいへん社会性のあるテーマをとりあげて、多くの人の声を集めた。これは2~3人の声を集めることと比べてはるかに多くの労力が費やされたに違いないと思う。その努力にまずもって敬意を表したい」
■「現代社会の多くの人が悩まされているがん。ちょっと重過ぎるテーマで、ともするとダイヤルを変えられそうな感があるが、それを敢えて取り上げる意欲とまじめさ、こういうものを大切にして挑戦する姿勢については高く評価されるべきだ」
■「谷川アナのナレーションは、たいへん聞きやすかったが、取材対象になっている人々の声が聞き取りにくく、聞き取ることに力を注いで、中身を理解するに至らなかった」
■「深刻な問題をテーマに扱っていて仕方がないことかもしれないが、長時間に渡ってそれぞれの立場の方のお話が繰り返して羅列されるような感じになってしまっている。その中に、起承転結のようなストーリー性がないので、さらに重苦しく感じてしまい、45分間、聞き続けることが困難な感じがする」
■「テーマそのものはたいへんよいが、いかに聴いてもらうかの中でもう少し研究課題があるように思う」
■「この番組では患者の立場に立っていろんな悩みについて相談にのってあげられるような体制作りが必要だというメンタルヘルスの面が主とされている。それも大事だが、多くの人は、こういう治療方法があってその効果はどの程度のものなのかといった情報、この病院にはこういう医師がいてその手術歴がどのようなものかといった情報を求めていると思う。この番組としては、そうした情報を得るために、本当の意味でのがんコールセンターが必要なんですよという点をもっと前面に押し出したほうがよかったのではないかと思う」
などの意見が出されました。

東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、6月は、184件で、聴いて元気週間中のプレゼントの応募方法などのお問い合わせが多く、また「ガッツナイター応援団」へのお問い合わせも多かったことを報告しました。
以上が7月の番組審議会の概要です。

2007年6月「他人の子供を叱ろう!作ろう大人と子供のいい関係」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2007年6月18日(月)  午前5時25分放送

東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。6月の番組審議会がこのほど開かれ、月曜日から金曜日 朝6時30分から9時まで放送の「小島一宏モーニングあいランド」で7時25分頃から放送の「他人の子供を叱ろう!作ろう大人と子供のいい関係」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。小森裕作、野村卓、三浦昌夫、宮崎真知、山崎隆治 以上の皆さんに麻生けい子、高島良樹委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、徳丸善一・常務取締役、山中晃一・取締役制作局長、近藤清・業務局長、角田功治・制作部長、担当ディレクターの秋田和典・制作局次長が出席しました。
「他人の子供を叱ろう!作ろう大人と子供のいい関係」は核家族化が進み、近所付き合いも減っていく中において、今一度大人が真剣に子供たちのことを考えなければならないのではないかという観点から、多世代で、地域の子供たちを育てていくことの大切さを、ラジオを通じて発信していく番組で、毎週著名なゲストを迎えてお送りしている番組です。

これについて委員からは
■「教育問題が今、国全体の大きな問題になっている中で、こうした企画は常に実施していただけたらいい」n
■「昔と違って、プラバシーが守られる住居環境では、よその親をみることなく、自分が親になっていく。このような人たちによその家の子育ての話を聞かせてくれる。それがヒントになるという5分間ではないかと思う」
■「出演した方々が言っていることは、全部が正しいと思う。しかし、それぞれの家庭についてみると、全てがあてはまることではない。こうしたことを放送するというのは、ある意味では勇気がいることではあると思う。報道機関としては、こうした内容を押し付けてもいけない。主観的にならずに、客観的に伝えていかなくてはならないと思う。その点においては聞き手がうまく対応していたのではないかと思う」
■「ともすると重いテーマなので、1回の放送時間が5分と短いのがいい。自然に頭に入ってくる感じがする」
■「今後継続していく中で、例えば動物の子育てはどうか、叱られた側はどうだったか、叱られることで奮起したこと立ち直ったことなどがあったかなどについても取材することで、もっと多角的な番組づくりになっていくのではないか」
などの意見が出されました。

東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、5月は、118件で、例年どおり、プロ野球の中継カードや解説者に関する問い合わせのほか、6月に実施予定の「ガッツナイター応援団」への応募方法についての問い合わせが多かったことを報告しました。
以上が6月の番組審議会の概要です。

2007年5月「パパはバスケットボールプレーヤー」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2007年5月28日(月)  午前5時25分放送

東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。5月の番組審議会がこのほど開かれ、3月24日土曜日午後4時~4時30分まで放送の特別番組「パパはバスケットボールプレーヤー」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、三浦昌夫、宮崎真知、山崎隆治 以上の皆さんに野村卓委員は書面での出席となりました。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、徳丸善一・常務取締役、山中晃一・取締役制作局長、近藤清・業務局長、角田功治・制作部長、岸田実也ディレクターが出席しました。
特別番組「パパはバスケットボールプレーヤー」は日本バスケットボールの第一人者で、リーグ優勝6回、MVPを3度獲得するなど輝かしい成績を残した佐古賢一選手の父親の部分にスポットを当てた番組で、父親としての佐古選手の生き方や考え方、妻や子供たちとの接し方を描くことで、父親のあり方や子育てのあり方を考えていく番組です。

これについて委員からは
■「昨今、児童虐待や学級崩壊、また昔では本当に考えられないような少年犯罪が増えているという時代に、考えさせられる番組だと思う。特に佐古さんの家族というのは、すがすがしい家族で、本当に子供の目線で付き合う、という佐古さんの姿には勉強させていただいた。子供の教育には家庭が大事だとか、学校が大事だとかいろいろといわれていますが、今こそ家庭の教育が必要だと思う」
という意見が出た一方で、子供たちに「けんちゃん」と呼ばせていることに関しては教育観の違いなどから異を唱える意見も多く
■「親は親、子供は子供という基本的な関係を築くことは必要だ。けんちゃんといわせておきながら、叱るときは叱るといったときにその基本となるものは何なのか?もっとその部分を引き出してほしい」
とした意見や、
■「あまりにもきれいな番組すぎる」
■「この番組を聞いて、ちょっと抵抗感というか違和感を覚える。それは何かというと恐らく、父親としての自分を語るという番組で、その中から父親とはこうでなくてはならないといっているように受け取れるというところではないかと思う。本人は必ずしもそうではないだろうと思うし、たくさんインタビューされた中には、本人も迷っていることもあったり、決してこうあるべきだとは言っていないと思う。ただ編集された番組を全体として聞いてみると、父親のあるべき姿とはこうあるべきだといっているように聞こえるところがあって、そこに抵抗感を感じるのではないかと思う」
■「佐古さんの親子関係は、むしろ特殊な例ではないか。だからこそ番組に取り上げることにしたのではないかとも思うが、このように各界で活躍している方が、悩みつつどんな風に子育てをしているのかということに関しては興味が沸くところでもある。これは特別番組だが、別の人ではどうかといった形で、継続をしていくことの中から見えてくることもあるのではないか」
などの意見がだされました。

東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、4月は、151件で、例年どおり、プロ野球の中継カードや解説者に関する問い合わせのほか、3月までで終了した番組についてのお問い合わせも多く寄せられたことを報告しました。
以上が5月の番組審議会の概要です。

2007年4月「春の改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2007年4月23日(日)  午前5時25分放送

東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。4月の番組審議会がこのほど開かれ、「平成19年度ナイターイン編成と新番組」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、三浦昌夫、宮崎眞知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、徳丸善一・常務取締役、山中晃一・取締役制作局長、近藤清・業務局長、酒井弘明・報道部長、角田功治・制作部長が出席しました。
今年は「ラジオからはじまる」をテーマとして、特に情報発信、流行発信を強く意識した新番組の顔ぶれとなりました。
「悲願の日本一へ!」今シーズンも「ガッツナイター」をはじめとするプロ野球中継ではドラゴンズをトコトン応援。「実況入魂!」をテーマに、より聞きやすい実況を目指します。
その一方で、昨今、野球を取り巻く情報は多様化し、リスナーの興味も多岐にわたるようになりました。このため、今シーズンからは実況とは別に本社スタジオに“ベースボールデスク”の名称で、スポーツアナウンサーを配置し、試合内のキメ細かい情報を伝えるだけでなく、メジャーリーグや、アマチュア野球など、ナイターを楽しんでいただきながらも他の情報もお伝えできるような体制でお届けします。
新番組としては、月曜日から金曜日までの夕方4時から5時45分までは「安蒜豊三夕焼けナビ」がスタートします。夕方の時間帯に、ニュース・スポーツ・エンターテインメントなど、その日の出来事を中心としたさまざまな情報を安蒜アナがナビゲートしていきます。
土曜日の午後2時から4時45分までは、「山浦ひさし 全力疾走」。この番組では、3時から試合開始のナゴヤドームのドラゴンズ戦の場合は、その前1時間をナゴヤドームの放送席から番組を放送し、どこよりも早く球場の雰囲気をお伝えしていきます。
日曜日の午後2時から午後5時までは「直球勝負!大澤広樹」。ドラゴンズの話題を中心に地元スポーツ情報、音楽情報、エンタメ情報をお伝えします。
土曜日の朝6時半から9時までは、「天野良春“リアル”」。天野良春アナがちょっと大人の雰囲気で、リスナーに暮らしのワンランクアップを提案していきます。
3年目を迎える地震防災キャンペーンは実施ワイドを「美味時間」と「天野良春“リアル”」に移して、引き続き地震に対する啓蒙キャンペーンを展開します。

これらの説明について委員からは、
■「プロ野球とリスナーをどのようにつないでいくかという課題について、ベースボールデスクの配置や、ワイド番組をドームから生放送したり、ワイド番組のパーソナリティがそのまま実況したりと随分と工夫をしている。期待がもてる試みだと思う。」
■「説明の中で、リスナーからの意見について、FAX・メールとハガキでは内容に違いがあるという話を聞いた。ハガキはじっくりと考えて書いてくる一方で、携帯メールでは思いついたことを送ってくるといった、“道具”の使い分けにまで踏み込んだ議論をされていることに感心した。」
■「番組の紹介の中に、ビジネスに役立つ成功の秘訣、発想の転換、ストレス解消法を伝えるとあったが、これらは全部私に必要なものばかりなので是非聞いてみたいと思う。」
■「地震をはじめその他のキャンペーンについては、どれもたいへん意義のあるものなので是非継続してほしい」
などの意見が出されました。

東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、3月は、163件で、番組改編による終了番組・新番組の問い合わせが多くよせられたことを報告しました。
以上が4月の番組審議会の概要です。

2007年3月「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2007年3月18日(日)  午前6時25分放送

東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。3月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週月曜日から金曜日午後1時から4時までの3時間放送中の「宮地佑紀生の聞いてみや~ち」について審議が行なわれました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、野村卓、三浦昌夫、宮﨑眞知、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、徳丸善一・常務取締役、山中晃一・取締役報道制作局長、近藤 清・業務局長、角田功治・制作部長、徳丸敦也番組ディレクターが出席しました。
まず東海ラジオ側から「“舌“好調男・宮地佑紀生と神野三枝の“舌“妙なコンビネーションが魅力の人気ワイド番組『宮地佑紀生の聞いてみや~ち』は、平成9年4月にスタート以来、東海ラジオ午後の看板番組として聴取者に支持されています。抱腹絶倒のトークと生活に役立つ情報をメインに、随時ゲストを迎えての音楽情報をバランスよくミックスしながら、宮地佑紀生の魅力が存分に発揮されている全編バラエティー路線の楽しさ満載の番組です。」と説明しました。

それについて委員からは、
■ 「宮地さん、神野さんの息が非常によく合っていて、テーマも非常に豊富で、楽しく聴かせ、飽きさせない番組であると思いました。」
■ 「よくこれだけ阿吽の呼吸で喋れるコンビができたものだといつも感心しています。」
■ 「羽目を外した話を、リスナーに不快に思わせないで伝えることのできる絶妙なトークは凄いと思います。」
■ 「この番組を聴いて勉強しようというものではなく、仕事をしながら、運転しながら楽に聴ける番組として定着している非常によい番組だと思います。」
■ 「非の打ち所がなく、大変楽しく元気の出る番組だと思いました。」
■「ちょっと舌足らずな喋りで、意味不明な言葉が数箇所ありました。」
■「『不易流行』の意味を番組でたとえれば、常に変わらない誠実な姿勢を保ちつつ、時流に対して敏感であれということだと思います。宮地さんはそれが絶対できる人だと思いますのでこれからも良い番組を聴かせて下さい。」
などの意見が出ました。

東海ラジオ側からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、2月は126件で、4月からの番組改編に伴う番組の終了や放送時間変更についてのお問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
以上が3月の番組審議会の概要です。                

  • FM 92.9MHz / AM 1332kHz / radiko
  • MIKUNIYAMA 92.9MHz
  • SHIPPO 1332kHz
  • TOYOHASHI 864kHz
  • SHINSHIRO 1332kHz
  • UENO 1557kHz
  • OWASE 1062kHz
  • KUMANO 1485kHz
  • ENA 801kHz
  • GERO 1485kHz
  • TAKAYAMA 1485kHz
  • KAMIOKA 1458kHz
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