2005年4月「春の改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2005年4月17日(日) 午前6時50分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。
4月の番組審議会がこのほど開かれ、「平成17年度ナイターイン編成と新番組」について審議が行われました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、中山治英、松田好旦、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、佐枝一史・報道部長、秋田和典・制作部長が出席しました。
今年のナイターイン編成は4月4日からスタートしました。平成17年度上半期の番組改編では、近頃の「名古屋ブーム」を背景に「TOKAI再発見」をテーマにしました。もっと東海地方に誇りを持とう、これまで以上にもっと自分たちの地域を再発見し、レギュラー番組も含め、その情報をリスナーに提供していきたいと思います。
名古屋といえばやはり昨年見事にセ・リーグ優勝を果たしたドラゴンズ。今年は新球団の誕生、交流試合の実施、ファンサービスの充実などプロ野球界にはこれまでにない新しい風が吹いています。デーゲームの増加、日曜日のナイターの試合開始時間の変更などに対応し、ドラゴンズの全試合をはじめ、注目カードを放送します。
特に今年は「ガッツナイター」の名前でナイター中継をはじめて30周年にあたります。東海ラジオでは開幕から総力を上げてドラゴンズを応援していきます。
新番組としては、日曜日の10:20~12:30まで「高木基弘のSunday’s Best」がはじまりました。一週間で一番リラックスできる時間帯に、それにふさわしい音楽とおしゃべりでエンターテインメント情報やゲストコーナーなどで構成していきます。日曜日13:00~17:15は、デーゲームの予定に連動しながら、大のドラゴンズファン山浦ひさしが、ドラゴンズ応援ムードを高めつつ、リスナーにヒットする話題でお送りする「ヒッツ・サンデー」がスタートしました。
「かにタク言ったもん勝ち」内では、新たに地震防災啓蒙番組をレギュラー番組として放送開始しました。これまで一般的に放送されてきた「防災メモ」的な内容に留まらず、気象協会の多大な協力を得て、地域に密着したラジオ局の特性を十分に活かした、より身近で実践的な内容を放送していきます。放送に連動した新たな取り組みとして、インターネットラジオのサイト「ブロードバンド東海ラジオ」を配信。人気ワイド番組の番外編やハイライト、プロ野球中継のハイライトなどがインターネット上でお楽しみいただけます。このことにより、多くの方に当社の番組の魅力を知っていただき、既にリスナーの方には東海ラジオの新しい楽しみ方を提供していきたいと思います。
その他、「愛・地球博」や「新世紀・名古屋城博」をはじめこの地方で行われるイベントについて、積極的にその情報を収集し、発信していこうと思います。
それについて委員からは、
■「愛知万博とペナントレースが同時に開催されるということで、この地方以外の方にも東海ラジオを聞いていただくチャンスもあると思います。特にドラゴンズガッツナイターはひとりでも多くの方にドラゴンズのファンになっていただけるような熱い放送を期待しています。」
■「改編のほとんどはプロ野球中継の占める割合が多いということですが、昨年プロ野球界は随分と問題があって、逆にそれによって今年のプロ野球は「改革元年」ということで期待も大きいと思います。是非こどもたちに夢をあたえる、球界の裾野を広げるようなことにつながる放送であるといいと思います」
■「災害についての放送は、5分間とはいえ、毎日放送することはたいへん意義があると思います。番組内容も気象協会の方を監修につけられるということですから、これも期待したいと思います」
などの意見がだされました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、3月は、136件で、番組改編による終了番組・新番組の問い合わせが多くよせられたことを報告しました。
以上が2月の番組審議会の概要です。
2005年3月「高校ラジオクラブ」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2005年3月19日(日) 午前6時50分放送
東海ラジオ放送 番組審議会からのお知らせです。2月の番組審議会がこのほど開かれ、毎月第一土曜日午後8時30分から9時まで放送の「高校ラジオクラブ」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森)裕作、高島良樹、中山治英、松田好旦、みうらまさお三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、佐枝一史・報道部長、源石和輝ディレクターが出席しました。
「高校ラジオクラブ」は高校生がつくるラジオ番組です。2000年4月、「高等学校ラジオ作品コンクール」への参加を目指す放送部所属の高校生のために、プロの俳優が出演する月1回のラジオドラマ「名作ラジオクラブ」としてスタートしました。その後、放送部でない高校生にも気軽にラジオに親しんでいただけるよう、昨年10月に企画を変更。高校生自身から企画を募集。東海ラジオのスタジオを使ってプロのアナウンサー・ディレクター・ミキサーとともに番組を制作してもらいます。提出された企画書をもとに、技術面のレクチャー、放送用語の説明、スタッフ会議、効果音・BGM選び、リハーサルを経て、本番を収録。5~6時間かけてひとつの番組ができあがります。これまでに22人の高校生が参加しました。番組全体は、高校生が制作した番組を中心に、前後に制作風景や番組を聴いての感想をはさんだ、ドキュメンタリー風に構成。番組では、今の高校生が何を考え、どういう気持ちでラジオと向き合ったかを伝えていきます。その中で今回は、愛知教育大学付属高等学校3年生の3人の高校生の作品、2月5日(土)の放送分「青春10代 勝手にしゃべるにゃ」について審議を行いました。
それについて委員からは
■「現在、教育現場が抱える問題は大変深刻なものがある。その中で、このように、高校生が番組の制作に携わるというのは、学校の先生や自分の親といった身内以外の大人と接触するという意味においてたいへん意義があると思う。」
■「この番組は、大人たちに対して、今の高校生が何を考えているのか、そのことについて少しでもヒントとなるようなものが提供できる可能性がある。しかし、実際の番組の内容は、通学途中の電車の中での会話をそのまま放送している感じで、早口であり、大人がそれを聞くには耐えられないものがある。あまりにも、本人たちの自主性を大事にするあまり、肝心なリスナーに対する配慮が足りないと思う。プロの放送局の職員が手助けをする中で、制作者の意図をしっかりと聞き取り、それをリスナーに対していかに聴いてもらえるような番組に仕上げていくか、その中でのチェック機能がしっかりと働いていなかったことは残念だ。」
■「これを聴いた多くの方に、『今の高校生は、こんなものか』と思われてしまう可能性がある。せっかくの企画主旨に対して、このように思われてしまってはたいへん残念な結果になってしまう。これまで放送された他の作品のタイトルを見てみると、もう少し聞ける内容のものもあるかも知れないが、 特に今回の番組については、課題が多いと思う。」
■「この番組に参加した高校生は、東海ラジオに対して好印象をもっていただいているようで、その点に関してはリスナー層の拡大につながるものであると思う。しかしながらそれは、今回参加した人に限られてしまうのではないか、少なくとも同世代の方から共感を呼ぶような内容であったかどうかについても疑問が残る。」
などの意見がだされました。
東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、2月は、135件で、中日ドラゴンズオープン戦の中継日程についてのお問い合わせや、ナイターシーズンに入ってからの番組の終了、移動についての問い合わせが増えてきたことを報告しました。以上が2月の番組審議会の概要です。
2005年2月「ドラゴンズ№1ジョッキー」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2005年2月20日(日) 午前6時50分放送
2月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週土曜日午後5時30分から6時20分まで放送の「ドラゴンズ№1ジョッキー」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、中山治英、松田好旦、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、佐枝一史・報道部長、吉村俊宏ディレクターが出席しました。
2004年、落合監督就任一年目にして、見事にセ・リーグ制覇を果たした中日ドラゴンズ。東海ラジオは、シーズン中は、「ドラゴンズガッツナイター」や「ドラゴンズスペシャル」としてのデーゲームや月曜ナイターなどを放送し、ドラゴンズの戦いぶりを試合終了まで中継してきました。
昨年は、惜しくも日本一を逃し、その分、今年にかける意気込みはシーズンが終了した時から伝わっています。この「ドラゴンズ№1ジョッキー」は、とにかく50分間は完全にドラゴンズ中心の番組として、中日ドラゴンズの選手・OB、 「ドラゴンズガッツナイター」の解説者をゲストとしてお迎えして、ドラゴンズの全てを凝縮したスポーツ番組をお送りしています。
主なコーナーとしては、難度の高い、3問のクイズにリスナーと司会の大澤広樹アナが挑戦する
「あなたもチャレンジ、ドラゴンズIQマッチ」。日替わりゲストにじっくりとお話を聞くコーナー。そして、現在はドラゴンズの仕事から離れた元ドラゴンズの選手の方に、当時の思い出や現在のドラゴンズについてきく「ドラゴンズ・バック・トゥ・ザ・プレーヤー」のコーナーがあります。今回は、1月15日土曜日放送分について審議をしていだだきました。ゲストは、中日ドラゴンズ川相昌弘選手。コメンテーターは、解説者の藤波行雄さんまた、バック・トゥ・ザ・プレーヤーでは、元中日ドラゴンズの戸田善紀(よしのり)さんの出演でした。
それについて委員からは、
■大澤広樹アナと奈良まなみさんのかけあいはテンポがよく、たいへん聞きやすい、また番組全体としてのテンポもよかった。
■この番組は、土曜日の夕食前の放送時間に合っている
■ドラゴンズIQマッチは、難しすぎて逆に反感をもたれるのではないか
■現役生活23年、犠打の世界記録保持者、巨人から理由(わけ)あって、中日に来た川相選手の話は、野球観だけでなく、人生観に通じる話で、野球ファンだけでなく、その他の方にも受け入れられると思う。
■戸田善紀選手については、あまりにも古くてピンと来なかった。
■このような番組が、プロ野球の底辺の拡大になればいい。例えば、こどもたちがあこがれの選手と電話で話せる機会があったり、この番組を通して、野球教室などができたりするともっと番組に広がりができるようになると思う。
などの意見がだされました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、12月は339件、1月は108件で、「聞いて元気週間」に関する問い合わせや、オープン戦や愛知万博に関する当社の放送についてのお問い合わせが多かったことを報告しました。
以上が2月の番組審議会の概要です。
2004年12月「財津和夫の人生ゲーム21」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2004年12月19日(日) 午前6時50分放送
12月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週土曜日午後2時から3時まで放送の「財津和夫の人生ゲーム21」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、中山治英、松田好旦、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、秋田和典・制作部長、塩瀬修充ディレクターが出席しました。
1972年、日本で初めてのビートルズサウンドのバンドとして注目された、チューリップが九州福岡から上京。デビュー曲「魔法の黄色い靴」で日本のフォークミュージックの世界に新しい風を吹き込みました。そして3年後の1975年、ナンバーワンヒットとなった「心の旅」を出して、チューリップは人気グループに成長しました。この年、チューリップのリーダー、財津和夫をパーソナリティに起用した番組「財津和夫の人生ゲーム」が東海ラジオの深夜番組のひとつとしてスタートしました。この番組は、チューリップの人気に加えて、財津和夫のミュージシャンとしての飾り気のないおしゃべりが、当時の女子大生を中心に若い女性たちや、財津和夫のメロディーにあこがれる少年たちに幅広く支持され、13年間続いた長寿番組となりました。その後、チューリップは解散、財津和夫はソロシンガーとして活動しましたが、フォークソングリバイバルのブームにのって期間限定のチューリップの復活と全国ツアーなどがありました。そして、2001年12月「財津和夫の人生ゲーム21」というタイトルで、13年ぶりにレギュラーとして復活しました。チューリップの全盛時代に「人生ゲーム」のリスナーであった当時の女子大生・高校生や音楽少年たちも今は多忙な子育ても終わろうとしているミセスや一家の大黒柱に成長しています。そういったひとたちが青春を思い出しながら再びラジオに親しんでいただける番組を放送してみたいという意図から、あえて最近のAMラジオとは一味違った番組を目指しました。
それについて委員からは、
■聞いていて自然で違和感のない構成であった。
■土曜日のこの時間でゆったりとした番組は他にあまりなく、癒し的な感じをうけた
■ファンの方は聞くかもしれないが、そうでない自分にはちょっと合わなかった。
■あまり音楽に関心がない自分でも、楽しんで聞くことができた。
■この番組は東海ラジオ発の全国10局ネットとなっているようだが、それに相応しい番組だ。
などの意見がだされました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、11月は、112件で、新番組についての意見や、ラジオショッピングに関する問い合わせが中心であったことを報告しました。
以上が12月の番組審議会の概要です。
2004年11月「2COOL!」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2004年11月21日(日) 午前6時50分放送
11月の番組審議会がこのほど開かれ、 月曜から金曜の午後6時から8時45分まで放送の 「2COOL!」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、中山治英、松田好旦、三浦昌夫、山崎隆治 以上の皆さんです。東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、 林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、秋田和典・制作部長、早川貴嗣ディレクターが出席しました。
「2COOL!」は主に30歳~35歳の団塊ジュニアの世代を中心に、そこから上の年齢層をターゲットとした新番組。社会人としてのしっかりとした情報を提供しながら、エンターテイメント性を兼ね備えた「大人のラジオ」番組です。パーソナリティのほぼ全員が30代で、夕方の情報提供ゾーンからエンターテイメントゾーンにそれぞれの個性が光ります。午後6時から7時30分までは、厳選された音楽とともに、ニュース・天気予報・スポーツ情報・芸能情報などを随時紹介していきます。午後7時30分から8時までは、アーティスト特集やゲストを迎えたりしています。午後8時からは各パーソナリティの個性を活かしたコーナーを展開していきます。今回は、10月11日、月曜日に放送されたレギュラー番組のうち、午後6時台と7時台をダイジェストテープにして審議しました。
それについて委員からは、
■曲の合間に次々とニュース、天気予報、スポーツ情報などの 情報コーナーが出てくる構成となっていて、さらりと聞けてよい印象を受けた。
■放送時間が午後6時から7時という主に車で移動している人が多い時間帯にニュースなどの情報提供番組があるのはたいへんいいと思う。
■どの時間から聞き始めても違和感なく聞くことができる 内容となっていてたいへん聞きやすくできていた。
■主に団塊ジュニアをターゲットとした選曲であったが、50代の私の年代でも聞きやすい音楽であった。
■パーソナリティである山浦さんと佐藤アナのかけあいはたいへんテンポもよく楽しく聞くことができた。
■全般的にコンセプト通りに仕上がっていると思う。このような形での構成は他局にもなく、その面で差別化ができたのではないか。
■FMとAMのよさをほどよくミックスしてつくられた感じがする。
■これまでこの時間は、ドラゴンズの番組を放送していて、そのファンの方にも聞いていただいていたと思う。もう少しドラゴンズ色を出してみてもいいのではないか。
などの意見がだされました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、10月は133件で、「日本シリーズ」中継に伴う番組変更のお問い合わせや、秋の改編以降の他のスポーツ中継に関するお問い合わせなども多かったことを報告しました。以上が11月の番組審議会の概要です。