2002年2月「財津和夫の人生ゲーム 21」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2002年2月24日(日) 午前6時15分放送
2月の番組審議会がこのほど開かれ、毎週土曜日の午後3時から放送されている「財津和夫の人生ゲーム 21」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽泰彦、麻創けい子、久本省二、松沼正平、以上の皆さん。土屋嶢、松田好旦委員からは文書で意見をいただきました。また、東海ラジオ側からは、加藤武・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局次長兼制作部長、塩瀬修充・ディレクターが出席しました。
「財津和夫の人生ゲーム 21」は 1975年7月から1988年4月2日までのほぼ13年間に亘り、 当時は深夜番組として放送された「財津和夫の人生ゲーム」が13年間のブランクを経て、 昨年12月から装いも新たに、土曜日の午後に「財津和夫の人生ゲーム21」として再登場したものです。パーソナリティの財津和夫さんは、日本で初めてのビートルズ・サウンドのバンドとして注目された 「チューリップ」の元リーダー。1989年に「チューリップ」が解散した後はソロシンガーとして活躍。現在は松田聖子さんのヒット曲「チェリーブラッサム」を作曲するなど日本の音楽界屈指のメロディーメーカーとして活躍されています。番組は、現在のミュージックシーンを代表するミュージシャンや日本の音楽界をリードしてきたアーチストをゲストに迎え、彼等の青春時代や現在の音楽活動などを中心にトークを繰り広げていきます。また、オンエアー曲は、53歳になった財津和夫さんやゲストの青春時代の曲から現在のヒットチャートまでと、幅広く選曲しています。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
■「良く言えば飾り気のない、悪く言えばトークが上手でない面が全体的に出ていた」。しかし、
■「その朴訥さが財津和夫さんのパーソナリティとしての魅力」で、
■「自然体の聞き上手でもあり、人間的にも魅力的な人だとも言えるのではないか」。ただ、
■「ゲストの上妻さんに対する突っ込みが甘いので、もう少し音楽的な深さでコツン、コツンと突いた方が良いでしょう」
■「この番組は、チューリップや、特に財津さんファンの方にとってはきっとたまらない番組」。
■「財津さんの言葉は明瞭で、ゆったりとしていて、懐かしい感じがして、こういう番組は贅沢だなあと感じた」
などの意見をいただきました。また。「この日の番組に限って言えば、上妻宏光さんの津軽三味線の演奏が非常に良かった」との意見もいただきました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、12月が156件、1月が148件あったことを報告しました。
以上が2月の番組審議会の概要です。
2001年12月「私の中の宇宙」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年12月23日(日) 午前6時15分放送
12月の番組審議会がこのほど開かれ、10月7日から放送中の「私の中の宇宙」を審議しました。 出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松田好旦、松沼正平、以上の皆さん。村瀬忠雄委員からは文書で意見をいただきました。また、東海ラジオ側からは、藤井道雄・取締役社長、加藤 武・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局次長兼制作部長、山口直美・ディレクターが出席しました。
「私の中の宇宙」は今年、平成13年10月7日にスタートしました。毎週日曜日の夕方、午後5時40分から8時まで放送している「おまかせ★ナイト」の中で、6時30分頃から50分頃まで、凡そ20分間のコーナーです。この番組は、「人が生きるのに『宇宙』という概念は欠かせない」という持論をお持ちの山田卓(やまだ・たかし)先生をお迎えして「宇宙」を楽しく分かり易く教えていただいております。毎回、前半は形而下学としての宇宙の謎を天文学、宇宙物理学の理論を使って、分かり易く科学的に解き明かしていきます。また、後半では形而上学としての宇宙談義に花を咲かせています。山田卓先生は、四日市市博物館の顧問を勤める傍ら、大学の講師や著述、講演などでご活躍中です。又、現在名古屋市科学館委員でもあります。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
■「今年聴いた中で、トップに入れてもいい番組」
■「東海ラジオのインテリジェンスが良く出ている知的好奇心をくすぐるいい番組」
■「これは保存版」
■「非常にまじめで聞き易い番組は貴重」
■「NHK教育TVの良くできた時の感じ」
■「上質の岩波新書を読んだ後のような感じを受けた」
などと、高い評価をいただきました。また、
■「『流れ星』が鼻くその大きさという当たりは面白かったが、 後半は130億光年と大きな話になり、一般の人々には難しすぎたのではないか」
■「後半は話がどんどん飛躍してよく分からないところもあった。村上アナが私達と同じ視点でもう少し突っ込んでいただけるともっと良かったのでは」
■「前半は本当にこんなことがあったのかと思いつつも、分かり易く話が聴けた」
■「山田さんは例え話が上手で、素朴な疑問から話に入っていき、人を引き付けることが上手い優れた啓蒙学者」
■「山田さんは色々な先端科学のことをご存知だと思うので、『今の学問ではこうなっています』と、押えがあると良い」
■「山田さんの宇宙論は、ホーキンスの宇宙膨張論に基づくものだと思いますが、宇宙概念が確定していないことをきちんと押さえるべきではないか」
■「落ち着いた良い番組なので、多少分からないところがあるとしても、ずっと続けていただけたら非常に良い長寿番組になるのではないか」
などのアドバイスや期待もいただきました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などが、158件あったことを報告しました。
以上が12月の番組審議会の概要です。
2001年11月「おはよう松原敬生です」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年11月25日(日) 午前6時15分放送
11月の番組審議会がこのほど開かれ、10月1日よりリニューアルされた 「おはよう松原敬生です」 を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松沼正平、村瀬忠雄、以上の皆さん。松田好旦委員からは文書で意見をいただきました。また、東海ラジオ側からは、加藤 武・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局次長兼制作部長、深井正康・チーフディレクターが出席しました。
「おはよう松原敬生です」は平成11年10月にスタートし、この8月31日(金)に500回目の放送を迎えました。この番組は午前6時30分から9時までの、2時間30分に亘る放送ですが、この時間は朝の忙しい時間帯にあたり、所謂"ながら聴取"が一般的な聴取形態だろうと考えられます。朝一生ワイド番組として、一日のスタートに相応しい明るく爽やかなイメージと、「ニュース」などの情報を "ながら聴取のリスナー"にも充分ご理解いただけるよう、分かり易くお伝えすることをモットーにしています。此の度、10月1日より、ヘリコプターによる空からの交通情報 「そ・ら・らリポート」を導入。ドライバーに対するサービスをより充実させました。又、これを機に番組全体を見直し、リスナーとのコミュニケーションアップを図るコーナーの増設のほか、全体のテンポアップと、各コーナーにメリハリをつけるようにしました。尚、「そ・ら・らリポート」は、朝のラッシュアワーに合わせ、7時19分から8時28分までで、毎朝7回放送しています。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
「そ・ら・らリポートは番組のアクセントにもなり、成功だ」 「ヘリコプターの音も、初めはちょっと邪魔に感じたが、慣れてくると臨場感と緊張感があって良い」 「テープで聴くととても長く感じ、じっくり聴く番組ではない」。 しかし、「放送を生で聞くと、長くは感じない」、「この番組は情報番組の最たるもので、聴取者も部分的にしか聴けないし、早くから聴く人は最後まで聴けないという前提で構成されている」、等の外、 「 松原アナの物腰柔らかい、落ち着いた口調が朝にぴったり」、 「トークが人生訓や、お説教臭くなるところがあり、少しウザッタク 感じるところがある」などの意見もありました。 また、「 地元のニュースをもっと入れてもいいのではないか」、 「新聞で、子版といわれるような地域情報を紹介することによって、 より地元に密着できるのでは」とのアドバイスもいただきました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などが、 193件あったことを報告しました。
以上が11月の番組審議会の概要です。
2001年10月「秋の改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年10月21日(日) 午前6時15分放送
10月の番組審議会がこのほど開かれ、10月1日 月曜日に スタートした 「平成13年度ナイターオフ編成と新番組」について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松田好旦、松沼正平、以上の皆さん。また、東海ラジオ側からは、加藤武・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、榊原昭平・業務局次長兼編成部長、犬飼俊久・報道制作局次長兼制作部長、天野良春・報道部長 が出席しました。
先ず、編成部長から「平成13年度ナイターオフ編成の概要」と「主な新番組」の番組内容等について説明。今回のオフ編成のポイントとして、ヘリコプターによる空からの交通情報「そ・ら・らリポート」を 月曜日から金曜日の朝に7本、夕方に3本の都合1日10を本設定。通勤時間帯のドライバーに対するサービスの充実を図った。日曜日午前10時から午後1時までの3時間に本格的音楽番組として「ミュージックサンデー 一宏・聡子の音楽時代」がスタート。この番組は、毎回東海ラジオが設定する拘りのテーマと、そのテーマに応じたリスナーからのリクエスト曲で構成される。ジャンル、年代を問わないので、幅広いリスナーの支持が得られそうだ。夕方5時40分を、『スポーツ東海ラジオ』のスタート時間とした。これにより、東海ラジオでは年間を通して毎日5時40分からはドラゴンズをはじめとするスポーツ情報が聴けるようになった。平日の夕方5時40分スタートの「ガッツナイト」では、ドラゴンズ以外のスポーツ情報にも注目。どちらかといえばマイナーなアマスポーツなども積極的に取り上げる予定、などと説明しました。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
「中日ドラゴンズ星野監督のドーム最終戦、その最後のセレモニーは、放送してほしかった」 「AM放送もステレオで聴くと非常にいい音で聞こえる」 「『一宏・聡子の音楽時代』は、車の中だけでなく 家にいる人にも聴いてもらえる番組にしていただきたい」 「曲もフルコーラスで聞ける、本格派の音楽番組にしていただきたい」 「これからも野球離れが進む気がするので、5時40分を区切りとして、毎日ドラゴンズ情報、スポーツ情報が聴けるようにしたのは良い」 「いわばマイナーなスポーツ情報を聞いたが、意外性があって良かった」
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや要望などは、9月分として266件あったことを報告しました。
以上が10月の番組審議会の概要です。
2001年9月「カニキタのチャレンジ道中2001」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年9月(日) 午前6時15分放送
9月の番組審議会がこのほど開かれ、8月19日と26日の2回に亘って放送された「カニキタのチャレンジ道中2001」を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽泰彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松田好旦、以上の皆さん。松沼正平委員からは文書で意見をいただきました。また、東海ラジオ側からは、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局次長兼制作部長、蟹江篤子・報道部次長 が出席しました。
「カニキタのチャレンジ道中2001」は8月19日(日)、26日(日)の夫々9時30分から10時に放送した30分番組で、蟹江篤子アナウンサーが北川三重県知事に県政について聞くシリーズとしては今年で 3回目。毎年一つのテーマを掲げて三重県行政に取り組む北川知事の、今年のテーマは「環境先進県づくり」。 「スポレク2001 (ふれあい)三重」、俳句のくにづくり、熊野古道の世界遺産登録に向けての活動から、地球環境大賞の受賞や産廃税の導入など環境と経済を同軸に捕らえた「環境先進県づくり」や、エクセレントガバメントを目指す三重県の行政改革などについて北川正恭三重県知事にうかがいました。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
「知事の行動力や姿勢が良く判った」、「三重県の活動についてもっと具体的な説明があればより分かり易かったのでは」、「知事が自分の言葉で話されているので、トップの顔、考え方がよく見えた」等の外、 「 誰による誰のために紹介する番組なのか、に戸惑いを覚えた」という意見もあったが、概ね好評でした。 また、「広報番組の一つのあり方として、各県の知事、市長さんなどを取り上げていくのもいいのではないか。そうすることによって、行政の上に立つ人の内面が見えてくるようになる。」との意見もでました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、 7月が174件、8月が260件あったことを報告しました。
以上が9月の番組審議会の概要です。