2001年6月「ラジオクルージング」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年6月24日(日) 午前6時15分放送
6月の番組審議会がこの程開かれ、毎週月曜から金曜の夕方に放送の「多田木deいただきラジオクルージング」と、月曜から日曜まで放送の「ガッツナイター最前線」を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松田好旦、松沼正平、以上の皆さん。村瀬忠雄委員は文書で意見をいただきました。また、東海ラジオ側からは、杉山達也・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、林 洋三・編成部長、小藤隆行・制作部長、則武勝也ディレクターが出席しました。
「多田木deいただきラジオクルージング」は毎週月曜から金曜の午後4時から5時40分まで、「ガッツナイター最前線」はその後午後5時57分までそれぞれ生放送でお届けしています。この日は、5月8日(火)の放送分を審議しました。
「多田木deいただきラジオクルージング」は夕刻のドライバーとプロ野球ファンに向けて、終業までもう一頑張りの元気を贈るワイド番組です。多田木亮佑は大のドラゴンズファン。ファンと同じ目線、 同じ気持ちで一喜一憂しながら、リスナーを「ガッツナイター最前線」 「ガッツナイター」へとご案内します。午後4時台は歌謡曲と洋楽をバランスよくお送りする「ミュージック・ ゾーン」。午後5時台はニュースとスポーツの話題をテンポよくお送りする「ニュース・スポーツゾーン」です。つづいての「ガッツナイター最前線」は試合開始前の選手・監督・コーチのコメントなどを東海ラジオのドラゴンズ番アナウンサーに聞きます。更に、当日の「ガッツナイター」解説者に今夜のゲームのポイント、展開を分析してもらいます。両番組ともパーソナリティは多田木亮佑が月曜から金曜、アシスタントに月・火は相羽としえ、水・木・金は佐藤友香が担当します。また、土曜・日曜の「ガッツナイター最前線」の土曜・日曜は早川佳樹がパーソナリティを務めます。
委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
テンポが良くて聴きやすいし、多田木亮佑は大のドラゴンズファンなのでナイター試合開始前の雰囲気作りにはピッタリのパーソナリティである。しかし、ナイター中継へ繋げるという意図で制作されているのは分かるが、野球好きには物足りなく、野球に興味のない人には不偏性がなさすぎる内容である。懸賞番組の「ロトドラゴンズ」はわかりにくいし、「ラジオエッセイ」は番組の流れや放送時間を考えると硬くてそぐわないので改善してほしい。などの意見がでました。
一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて番組に反映させるように検討と研究を重ねます」と答えました。また、5月に聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは183件あったことを報告しました。
以上が6月の番組審議会の概要です。
2001年4月「春の改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年4月29日(日) 午前6時15分放送
四月の番組審議会がこの程開かれ、平成十三年度のナイターイン編成 と新番組について審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。相羽 彦、麻創けい子、土屋嶢、久本省二、松沼正平、以上の皆さん。また、東海ラジオ側からは、藤井道雄・取締役社長、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、林 洋三・編成部長、犬飼俊久・報道部長、小藤隆行・制作部長が出席しました。
四月二日にスタートした番組改編のあらましをご説明します。 春の番組改編の中心である「ガッツナイター」は去年とおなじく火曜日から日曜日の午後五時五十七分放送開始で、ドラゴンズカードは試合終了まで放送します。またその日のゲームの直前情報を午後五時四十分から 「ガッツナイター最前線」として球場から放送しますので、東海ラジオのプロ野球中継は実質五時四十分からとなります。今年の新しい企画として、数試合ですが、ドラゴンズOBの江藤慎一さん・郭源治さん、権藤博さんなどをゲストとして迎え、ドラゴンズに対する意見なども聞きながらお送りします。つぎに新しく始まった二つのワイド番組をご紹介します。いずれも月曜日から金曜日までの放送で、午後四時から五時四十分までが「多田木 deいただきラジオクルージング」。大のドラゴンズファンの多田木亮佑をパーソナリティに起用して、ドラゴンズファンと同じ目線、同じ気持ちで一喜一憂しながらリスナーをナイター中継へとご案内します。そして、正午から午後一時までのお昼どきをワイド化したのが「あんびるとよぞうのラジオどんぶり」。「聞けば得する」が番組のコンセプトで、得する情報、為になる情報など、リスナープレゼントも盛り込んで お送りします。また、月曜日から金曜日の深夜一時から二時まで放送中の「東海ラジオ ミッドナイトスペシャル」は、パーソナリティを全て一新して、これから注目されるアーティストを中心に構成しました。以上が四月の番組改編のあらましです。
番組審議会での委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
「ガッツナイター」の実況アナウンサーは常日頃から選手の信頼を得ているようで、中身の濃い取材で番組を強くしている。
サッカー中継については水曜日と土曜日の開催がプロ野球と重なるので実況中継は無理だが、試合経過や結果を入れてほしい。
インターネットをもっと番組と絡めて活用してはどうか。
などの意見がでました。
一方、東海ラジオ側からは、野球の実況はいかにその時に合った情報を的確に表現できるかということなので、基本に忠実に手抜きのない取材を続けて一層の内容強化に努めたいと答えました。また、三月に聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは三百三十八件あったことを報告しました。
以上が四月の番組審議会の概要です。
2001年3月「おーるざっとむーびー」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年3月25日(日) 午前6時15分放送
3月の番組審議会がこの程開かれ、毎週日曜日の夕方に放送中の「おーるざっとむーびー」を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、一色秀雄、岩崎建弥、土屋嶢、久本省二、松田好旦、村瀬忠雄、以上の皆さん。また、東海ラジオ側からは、杉山達也・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長,、池田譲治・取締役業務局長、林 洋三・編成部長、小藤隆行・制作部長、紙谷元己・ディレクターが出席しました。
「おーるざっとむーびー」は、1981年にスタートした今年で20年になる長寿番組で、二年前から現在の、毎週日曜日午後4時30分から五時までの30分の番組として放送しています。映画に詳しい小島一宏さんをパーソナリティに、今旬の邦画、これか ら公開される邦画の見所や話題を、監督や主演俳優のインタビューなどを織り込んでお伝えしています。この日は東宝系の映画「狗神」と「弟切草」を紹介した1月28日日曜日の放送分を審議しました。小島一宏さんの巧みな語りで「狗神」の見所を伝え、「弟切草」の主演・奥菜恵さんと下山天監督へのインタビューでは、撮影の時のエピソ ードや斬新な映像を生んだ新しい映像制作方法などについて聞きました。
番組審議会での委員の皆さんからの意見の概要は次の通りです。
今回紹介された映画は2作ともホラー作品なので、ストーリーをあまり話さずにリスナーが映画館へ足を運びたくなるような気持ちにさせる小島さんの話術は流石である。しかし、映画に詳しい小島さんなのに辛口批評がないのは物足りない。映像の紹介を音声だけのラジオで楽しく、面白く聴けるようにするには、もうひと工夫してほしい。などの意見がでました。
一方、東海ラジオ側からは、審議委員から指摘された点については十分に研究して今後の番組づくりに活かしたいと答えました。また、2月に聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは183件あったことを報告しました。
以上が3月の番組審議会の概要です。
2001年2月「一刀両談」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2001年2月25日(日) 午前6時15分放送
2月の番組審議会がこの程開かれ、毎週土曜日の朝に放送中の 「一刀両談」を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、一色秀雄、岩崎建弥、土屋嶢、久本省二、村瀬忠雄、以上の皆さん、松田好旦委員は文書でご意見を頂きました。また、東海ラジオ側からは、杉山達也・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、林 洋三・編成部長、犬飼俊久・報道部長、川島一晄・ディレクターが出席しました。
「一刀両談」は、毎週土曜日の午前6時45分から7時まで放送している15分間の報道番組で、中日新聞論説顧問の田村新次さんをコメンテーターにインタビュアーは川島三栄子さんでお送りしています。その1週間に起きた政治・経済・社会などの問題を取り上げ、田村さ んご自身の経験豊富な記者歴に裏打ちされた見識で、いろいろな角度から鋭く切っていきます。しかし、切りっ放し、言いっ放しではなく、かと言って単なる解説にとどまらず、人々の日常生活を豊かにするための指針を示すのが狙いです。今回は、平成12年12月23日に放送した「経済審議会終了で半世紀の総括」と「文部省少人数授業への教育改革」。平成13年1月13日放送の「年明けの経済の動きから」と「新省庁体制スタート」。以上2週分の放送を審議しました。
意見の概要は次の通りです。
「1週間の出来事をやわらかく、穏やかに論評、解説する番組で、一刀で両断するというタイトルにしては少し物足りない内容である。しかし、分かり易くするために出来る限り難しい言葉を使わないようにしているのは好感が持てるし、放送時間が土曜日の早朝であることを考えると、過激に両断された論評より丁寧な解説の方が聞き易いかもしれない。」などの意見がでました。
一方、東海ラジオ側からは、論評に鋭さが欠けるとの指摘に対して、現在15分の放送時間で2つの話題を取り上げているが、時として1つの話題に絞ってより深く掘り下げる方法を取り、対処したいと答えました。また、聴取者から寄せられたお問い合わせや苦情などが十二月には・208件、一月には151件あったことを報告しました。
以上が2月の番組審議会の概要です。
2000年12月「都一中の我ら夢中人」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2000年12月24日(日) 午前6時15分放送
12月の番組審議会がこの程開かれ、毎週金曜日のお昼に放送中の「都一中の我ら夢中人」を審議しました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、一色秀雄、岩崎建弥、土屋嶢、久本省二、松田好旦、以上の皆さん。また、東海ラジオ側からは、藤井道雄・取締役社長、杉山達也・常務取締役、梅田眞司・取締役報道制作局長、池田譲治・取締役業務局長、林 洋三・編成部長、小藤隆行・制作部長、伊藤英太郎・ディレクターが出席しました。
「都一中の我ら夢中人」は、毎週金曜日の午後0時20分から35分まで放送している、「邦楽に親しみを持っていただくこと」をテーマにした、民放では珍しい邦楽番組です。パーソナリティの都一中さんは東京生まれの48歳で、東京芸術大学音楽部邦楽科で、長唄三味線を学び、一九九一年に十二世都一中を襲名しました。以後、一中節家元として邦楽の普及のために定期レクチャーコンサートや講演コンサート活動を展開されています。この番組もその一環として東海ラジオで制作され、東京文化放送、大阪毎日放送でも放送されています。番組内容は、一中節の三味線音楽を中心にお送りしていますが、時には歌舞伎の演目を採り上げて、浄瑠璃がどのように使われているか、又、情景や場面に合わせて使われる歌や三味線の楽曲を、一中さんが実際に生で唄い、生で三味線を弾いて解説します。今回は、11月3日と11月10日に放送したものを審議しました。
意見の概要は次の通りです。
日本に住みながら邦楽を聴く機会が非常に少ないことを改めて感じた。三味線の邦楽番組は民放では非常にユニークなので、はじめは奇妙に 感じたが、パーソナリティの都一中さんの、一芸を極めた人の持つ説得力のあるトークで、違和感なく聴くことができた。三味線の音が非常にきれいで、良い音で録音されていた、などの意見が出ました。
一方、東海ラジオ側からは、二〇〇二年には邦楽が義務教育で採り上げられることもあって、この番組を通して邦楽の普及に少しでもお役に立ちたいと答えました。また、11月の聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などが一六七件で、普段より少なかったことを説明 しました。
以上が12月の番組審議会の概要です。


