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ゲンカレチ 専務車掌 源石和輝

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すごいのかけて 定期列車

音博でかけたばっかりに…


ことらが「きかせろ」と言って聞きません。

のりかえ≫音博方面


きっかけは2日のご来賓、怒髪天の増子直純さん【右】。

ニューウェーブ全盛の80年代に背を向けて、
パンクバンドとしてスタートを切った怒髪天。
しかし増子さんはこの時代を象徴する音楽として、
「テクノ」「宇宙人」「中性的」がキーワードの
パンクとは真逆の3人組アイドルの曲を選びました。

それがスターボーのデビュー曲
「ハートブレイク太陽族」

のりかえ≫そのへんのいきさつ

スタジオで盛り上がる増子さんと源石。
しかし他のスタッフたちはポカーン…
まあ知ってるほうが珍しいわけで、
思えば奇跡のインタビューでした。


宇宙からやってきた性別不明の3人組というコンセプト。
刈上げヘアーにキレッキレのレオタードというファッション。
作詞松本隆、作曲細野晴臣、アイドル豊作の1982年発売
これだけ売れる要素が揃っていながら、
世に出たのはたったの7000枚
相当なアイドル通の妻Rも知らないわけだ。

「宇宙人」はゆうこりんを20年。
「テクノ」はPerfumeを25年。
「中性的」は風男塾を30年。

あまりにも早すぎる先取りでした。
ハモっているのに残念な歌唱力も輪をかけました。

結局スターボーは方針を大転換。
フリフリの衣装に聖子ちゃんカットの、
フツーの女子3人組となったのです。

しかし脳裏にこびりつくサビ前のフレーズ「なっちまう」
少なくとも増子さんと源石は30年以上染みついていました。

そんないわくつきの一曲ですが、
汗牛充棟を誇る東海ラジオレコード室に
この曲が存在しない
ことが発覚!


あわてて街へ繰り出しました。


そして発見!


ドラマ「あまちゃん」のスピンオフアルバムに収録されていました。
流石宮藤官九郎。
こうして無事、音博最大の危機を乗り切ったのです。


しかし本当の危機はここから。
音博でオンエア以来、「なっちまう」のフレーズが気に入ったことら。
「なっちまう、かけて」と何度も事務総長にリクエストしてきます。
こっちがどうにかなっちまう、なっちまう、なっちまう、なっちまう。

スターボーが「ハートブレイク太陽族」でデビューした1982年当時。
「この曲、どこを狙って作ったんだろう?」と思いましたが分かりました。

ズバリ、2015年です。

音楽ってタイムマシンですね。
音博はだからやめられません。
のりかえ≫次回は8月9日

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