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直球勝負!大澤広樹

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『午後6時に元気でいられるように』 日々

きのう夜は、我が子と二人で外食でした。私は不注意なミスはそれほど多くないタイプだと思っていたのですが、きのうは2度もテーブルに置いた水の入ったコップを倒してしまいました。我が子ではなく、私が。ああ、緊張して気が散っているなと思いました。もちろん、翌日に控えた(つまりきょう)今季初めてのプロ野球実況が心配で、緊張していたのです。コロナ禍で3カ月遅れて、多くの人の努力でたどり着いた特別な本拠地開幕戦。ドラゴンズファンが見たくてたまらないその試合。それだけでも私には特別な緊張感がありました。



さらに、きのう病院に行ったようにのどの調子がよくありませんでした。注射を打てばある程度回復するのはわかっているのですが、副作用の疑いがあるんです。それは「しゃっくり」です。2年前の夏、私は実況担当にもかかわらず試合終了までしゃっくりが止まらず、お聞き苦しく、私自身も辛い思いをしました。その日の午前、私は注射を打っているのです。しゃっくりとの因果関係は確実ではないのですが、注射を打つともしかしたらしゃっくりが…、と思いながら、接種する決断をしました。

そしてけさ…やっぱり出た。朝からしゃっくりが止まらなくなっていました。そこから「しゃっくりが止まらなかったらどうしよう」と不安との戦いです。レモン汁を飲んだり、梅干しを食べたり、耳に指を突っ込んだり、舌を引っ張ったりと、ネットで見つけた方法はすべて試すくらいの状態です。のどの状態は良くなったのですが、それと引き換えにしゃっくりと戦わなければいけません。さらにのしかかる緊張感。いつも「今日が最後かもしれない」と思って放送席に座るのですが、きょうはこれまでに感じたことがない緊張と不安でいっぱいでした。



息を止めながら水分をがぶ飲みするという方法がうまくハマりましたが、それまでに何本のペットボトルを空けたことでしょう。こんなに水分を取っては今度はトイレが心配になってくるんです。念のため、トイレまでの時間は測っておきました。こんなに精神的にボロボロで放送席に座ったことはなかった気がします。

久米宏さんが『ニュースステーション』『報道ステーション』を担当しているときのことを振り返り、「午後10時に元気でいるようにと念じていた」という言葉が著書にありました。きょうの私は真逆でした。



しかし、しゃっくりはなんとか止まってくれて(ちなみにいまは出ています)、尿意を催すこともなく、自分の今季初実況は表面的には無事に終わってくれました。本当にほっとしました。疲れた。内容はこれから聴きなおすとします。次の実況担当日がちゃんと回ってきたら、そのときは「午後6時に元気でいるように」と念じます。

試合はドラゴンズが敗れてしまいました。4連敗。悔しいですがまだまだ始まったばかり。まずはあした勝って連敗を止めましょう!