『聴く将棋 大石直嗣七段』 日々
きょうの名古屋は最高気温が35度を超えました。もう本当の夏が来たのでしょうか。
きょうは『聴く将棋』収録のために、大阪府高槻市・関西将棋会館へ行ってきました。7月のゲストは、大石直嗣七段です。
テレビ出演などを通して「とても穏やかな語り口の棋士だなぁ」と思っていました。きょうも第一声は「名古屋から来ていただいてありがとうございます」と。こちらも気持ちよくお話を伺いました。
いま順位戦ではB級1組で戦う大石七段。B級1組は「鬼の棲み処」とも言われます。A級から降格してきたタイトル経験者たちと、勢いに乗る若手の実力者が交わるクラス。現在、B級1組に所属する棋士13人のうち、6人が『聴く将棋』に出演しています。もう、誰を応援したらいいのか…(笑い)。
先日、師匠の森信雄七段と一緒に競馬・宝塚記念を観戦した大石七段。インタビュー終了後もしばらく話は続きました。そして「大澤さん、競馬の実況しているんですよね? どうやって喋るんですか?』と質問が飛んできました。あれこれ説明させていただきました。「よく覚えられますね」と感心されましたが、いやいや、初手から投了まで記憶している棋士の皆さんの方がわたしには信じられませんから。
ちなみに大石七段は、6月22日(日)のEテレ「NHK杯戦」高見泰地七段との対局が放送されます。ぜひご覧ください。
高見七段もイベントで何度もご一緒していて、とても魅力的な棋士。どちらを応援していいのか迷います。