2016年2月「LIFE IS BEAUTIFUL〜 ALSと共に生きるFC岐阜社長」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
2月の番組審議会が今月5日に開かれ、「LIFE IS BEAUTIFUL〜ALSと共に生きるFC岐阜社長」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。飯野達哉、大西信之、土岐正紀、宮崎眞知、山口禎一郎以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、田中康之取締役営業・制作担当、中村和範制作局長、佐藤貴久編成部長、岸田実也ディレクターが出席しました。
この番組は、全身の筋肉が動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した岐阜県のプロサッカーチームFC岐阜の恩田聖(さと)敬(し)社長を取り上げた1時間の特別番組で、年末の12月27日、夕方5時から放送されました。
恩田氏は会見で、「私は決して、運が悪いとは思っていない。天職と思える仕事をしているからこそ、前を向いてやっていける。岐阜のために引き続き働きたい」と話しました。恩田社長が「天職」とまで思う「FC岐阜社長」の職務に対して、身体が日々動かなくなる中でどう向き合っているのか、そして恩田社長の姿を通して難病に負けない生きる勇気を描いています。
各委員の意見です。
「病気のため聞き取りにくい話の中で、恩田さんのFC岐阜に対する情熱が伝わってくる素晴らしい番組だ」
「全体的に構成もしっかりしていて、聴き応えのある番組である」
「本人の病気に対する前向きさ、無念さなどの情感が良く伝わってきたが、病気のため聞き取りにくい部分がどの辺りまで許されるのかリスナーにとって様々だったと思う」
「リスナーにどう感じ取って欲しいのかをもっとクローズアップした方が、よりメッセージ性が強いドキュメントとしての特異性が出たのではないかと思う」
「日曜の夕方のこの放送時間帯が、じっくり聞くことが出来る時間帯なのか疑問に感じた」
「病気が進行していく中での恩田社長の肉声の扱い方について、個人的には例えリスナーが聞き取り辛くても、敢えてナレーションなどでフォローせずにそのままオンエアしたことは、彼の生き様をリアルに伝えようという制作意図だと理解する」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情など12月は139件、1月は144件で特別番組の放送時間や、番組内で紹介したイベントについての問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2015年12月「J-POPタイムカプセル〜あの日からあの日へ〜」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
12月の番組審議会が今月4日に開かれ、「J-POPタイムカプセル〜あの日からあの日へ〜」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。飯野達哉、岩瀬正明、大西信之、土岐正紀、宮崎眞知、山口禎一郎以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、田中康之取締役営業・制作担当、中村和範制作局長が出席しました。
この番組は、60年代に誕生した日本のフォークソングを起点に、ロック、ポップスなどのテイストを加味しながらJ-POPへと変化していく日本の音楽シーンを体系的に振り返るプログラムです。当時の現場を知るスタッフやミュージシャンへのインタビューを交えつつ、今でも歌い告がれる名曲などをとともに日本の音楽のルーツをたどっていきます。
パーソナリティは、日本のロック・ポップスを草創期から見続けている一人で、音楽評論家・ノンフェクション作家・放送作家の田家秀樹(たけひでき)さん。毎週日曜昼2時からお送りしています。
今回は10月18日にオンエアされた第3回目の放送、「中津川フォークジャンボリー」について審議が行われました。
各委員の意見です。
「音源の質が良く、新しく始まったFM放送にも向いている」
「全体的に大変懐かしく聞いた。社会現象などはサラっと流しているが、ヤマ場を設けるというか一つのことを絞り込んで欲しかった」
「このイベントに携わったスタッフの秘話が紹介されていて、単なる音楽番組ではなく社会派のドキュメンタリー番組のように感じた」
「一般リスナー向けとしては、パーソナリティにアシスタントの女性を組み合わせたほうが聞きやすくなるのではないか」
「地元以外の人間にとっては田中正三さんの喋りは方言も混じって分かりづらい部分があった」
「全体を通してヤマ場がない印象を受けたので、何か目玉となるコーナーを設けたら良いのではないか」
「フォークジャンボリーを通じて世相関連が良く理解できた」
「内容がマニアックなのでリスナーを選ぶ番組だが、個人的には評価する」
「フォークからニューミュージックへの繋がりにも触れていただくと、番組にもっと深みが出るのではないか」
「フォークに関心のある人達にとっては全国的に興味を持ってもらえる番組なので、全国に紹介できるような機会を検討して欲しい」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情など11月は142件で、特別番組の放送時間、番組内で取り上げた商品に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2015年11月「井上一樹・山崎武司のドラヂカラ」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
11月の番組審議会が今月6日に開かれ、「井上一樹・山崎武司のドラヂカラ」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。岩瀬正明、大西信之、土岐正紀、宮崎眞知、山口禎一郎以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、田中康之取締役営業・制作担当、中村和範制作局長、森川美穂ディレクターが出席しました。
この番組は、9月28日から始まった新番組で、月曜から金曜の夕方5時45分から7時まで
お送りしています。中日ドラゴンズOBであり、「東海ラジオガッツナイター」解説者の井上一樹氏、山?武司氏をメインパーソナリティとして起用し、月・火・水・金曜日は「井上一樹のドラヂカラ!」、木曜日は 「山崎武司のドラヂカラ!」として、地元ドラゴンズファンに向けて、強竜再燃への二人の熱い思いを余すことなくお伝えしています。
各委員の意見です。
「軽快なテンポで進行されている番組だが、冒頭の山本昌選手の引退のニュースは取り上げ方が軽すぎた」
「折角放送時間をボリュームアップしたのだから、ドラゴンズ色やドラゴンズ再燃をもっと強く打ち出したらどうか」
「井上一樹さんの存在感があまり感じられないが、ニュースの裏側を上手くオブラートに包むように解説している」
「ドラゴンズの色々な話を聞くため、ドラヂカラのパーソナリティをもっと増やしても良かったのではないか」
「もう一人投手出身の解説者を加えたらどうか」
「全体を通してヤマ場がない印象を受けたので、何か目玉となるコーナーを設けたら良いのではないか」
「山浦・深谷のペースに井上さんが飲み込まれているようだ。もう少し井上さんを前に出したらどうか」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情など10月は143件で、FM補完放送やプロ野球日本シリーズの中継に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2015年10月「東海ラジオ秋の番組改編」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
10月の番組審議会が今月2日に開かれ、「平成27年度ナイターオフ編成と新番組」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。飯野達哉、大西信之、土岐正紀、宮崎眞知、以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、田中康之取締役営業・制作担当、中村和範制作局長、村上和宏報道部次長が出席しました。
今回の改編率は33・5%、昨年秋は50・6%でしたので、小幅な改編となりました。
主なポイントは、ドラゴンズとワイドFMです。まず、夕方ワイド「山浦・深谷のヨヂカラ!」を3時間ワイドに拡大。拡大した1時間15分は「井上一樹のドラヂカラ」、「山崎武司のドラヂカラ」としてドラゴンズOBの井上、山崎両氏がパーソナリティに加わり、強竜再燃への二人の熱い思いを余すことなくお伝えしていきます。
次に、10月1日から、名古屋市とその近郊で東海ラジオ放送の番組がFM92・9でもお聴きいただけるようになりましたので、FM放送のクリアな音質でお聴きいただきたい、珠玉の音楽番組がスタートしました。火曜から金曜夜8時から放送の「LIFESTYLE MUSIC929」は、東海ラジオと、本・DVD・CDのレンタル・販売チェーンTSUTAYAとのコラボレーション番組で、この2社が“今”お薦めする5組のアーティストがレギュラーパーソナリティとして登場します。日曜午後2時からの「J-POPタイムカプセル」は、1960年代に誕生し、70年代に大きく発展した日本のフォークソングを起点に、歌謡曲・演歌とは一線を画して変化してきたJ-POPの変遷を体系化してお送りする番組です。
各委員の意見です。
「夕方の番組の放送時間をボリュームアップして、オフも話題満載のドラゴンズを取り上げていくのは面白い」
「ドラヂカラは放送時間が長いだけではなく、内容的にリスナーが共感を持っていただけるような、そしてドラゴンズファンのもやもやを吹き飛ばすような番組になることを期待する」
「従来の番組がFMの電波を通じて聴けることは、よりクリアな音として伝わるからこそ、パーソナリティの“声”の重みも深まると思う」
「ドラゴンズの色々な話を聞くため、ドラヂカラのパーソナリティをもっと増やしても良かったのではないか」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情など9月は260件で、東海ラジオ大感謝祭イベントに関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久
2015年9月「ラジオドラマ『うたこ先生〜ゆりかごを揺らす手が国を動かす〜』」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容
9月の番組審議会が今月4日に開かれ、ラジオドラマ「うたこ先生〜ゆりかごを揺らす手が国を動かす〜」について審議が行われました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。飯野達哉、岩瀬正明、土岐正紀、宮崎眞知、山口禎一郎、以上の皆さんです。
東海ラジオ放送側からは、小畑耕一代表取締役社長、田中康之取締役営業・制作担当、中村和範制作局長、梅沢尚志ディレクターが出席しました。
この番組は、女性教育に人生をかけた恵那市岩村出身の女性で、実践女子学園の創設者・下田歌子にスポットをあてた特別番組で、5月25日月曜、よる7時から放送されました。下田歌子は、わずか3万石の旧岩村藩から上京し、宮中に勤め、その才覚により皇后から「歌子」の名を賜ったほどの歌人でもありました。西欧を視察し、「日本未曽有の女傑であり才色兼備」とうたわれ、日本の女子教育の先駆者として活躍されました。岩村では今も『うたこ先生』と慕われている下田歌子ですが、地元以外ではその名はあまり知られていません。なぜその名が忘れ去られてしまったのか。彼女が目指したものは何だったのか。番組では、下田歌子の波乱万丈の人生をドラマ形式で紹介しています。
各委員の意見です。
「構成も良く、ナレーションも聞きやすかったが、場面ごとの音楽の切り替えはもう少し工夫があっても良かったのではないか」
「構成がオーソドックス過ぎて面白味や新鮮味に欠ける印象だった」
「女性のキャスティングが多く、それぞれの時代背景や役名などが分かりづらい箇所があった」
「ドラマ仕立てになってはいるが、ストーリー性という点では、少し物足りない印象を持った」
「登場人物が多すぎるせいか、ストーリーが分かりにくくシンプルさに欠ける」
「誰のためのエンターテインメントかという疑問が残った」
といった意見が出されました。
東海ラジオ放送からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。又、リスナーの皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情など7月が190件、8月が159件で、「かにタク言ったもん勝ち」で取り上げた菓子に関する問い合わせが多く寄せられたことを報告しました。
事務局 佐藤貴久