部活引退、リモート収録、お笑い、ドラマ…コロナ禍の高校ラジオクラブ総集編 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。14日はコロナ禍におけるこの1年の番組を振り返ります。コンクール中止に直面する放送部員、リモート収録ならではのハプニング、お笑いやドラマで花開く才能。高校生たちの生の声や可能性に触れてください!
■高校ラジオクラブ
6月14日(月) 21:40-21:50
2020年4月から6月はスタジオでの収録を休止し、過去に出演した卒業生の近況を聞いた高校ラジオクラブ。その間東海ラジオ主催「高等学校ラジオ作品コンクール」の開催見送りも発表しました。高校放送部員たちにとっては衝撃の発表。同年8月の放送には名古屋市立名東高校の放送部員服部優里香さん(当時3年)、望月良輔さん(同)らが出演し、学校が再開しないままでの部活引退を惜しみました。番組スポンサーでコンクールを協賛する株式会社三協社長の野原秀雄さんは「ほんとに重大発表だったんだなあ。大人は責任重大ですね」と当時の決断をかみしめていました。なお今年は2年ぶりに第50回として開催します。締切は10月1日。奮ってご応募ください!
12月には静岡県富士見高校2年(当時)の松永愛さんが自宅からリモート出演。中学のとき自作したラジオの話題になり別の部屋に取りにいくことになりましたがリモート画面の松永さんの自室は空っぽに。井田勝也アナウンサーも思わず大笑いでした。野原さんは「ラジオで伝わるのは声だけだけど、作り手は顔を見ないとあうんの呼吸が出てこないんだよね」と理解を示します。
2021年1月は愛知・至学館高校3年(当時)の近藤輝愛来さんと有賀優大さんによるお笑いコンビ「コッペパン」が3年連続3度目の出演。過去2回スベりつづけた2人にラジオと芸人をこよなく愛する岐阜・中京高校1年(同)古井日和さんを「審査員」としてぶつけました。辛口批評が功を奏してか「成長したね。3度目の正直、笑えてよかった」(野原さん)と言える内容に。
2021年3月は渡辺高等学院名古屋校の南カンナさん(当時2年)、岡川宙さん(当時3年)、松本瑠莉さん(同)、坂田旬さん(同)が制作したラジオドラマ『ダブルドリブル』を放送。学校生活で体験できない「モテたい」気持ちをキュンキュンした作品に仕上げました。野原さんは「これからの実体験がどうなるか楽しみ」と今後の恋愛の充実に期待を寄せました。
次回はこの1年に高校ラジオクラブに出演した高校生のその後を聞きます。