クラスの端からラジオ愛を叫ぶ 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。新型コロナウイルスの影響で中断していたスタジオ収録を再開しました。今月は岐阜県の私立中京高校1年古井日和さん。深夜ラジオ愛が止まらない古井さんに深夜ラジオをやってもらいました!
「『ラジオ友だち』は欲しいけどいないんです」と悩む古井さん。高校生活が始まったばかりというのもありますが、ラジオ好き同士だとかえって価値観が対立してしまうから声をかけにくいという事情もあるようです。さらに「周りはジャニーズやイケメンアイドル好きばかりで」とうつむく古井さんに井田勝也アナウンサーは「例えばジャニーズのラジオ番組で接点を見いだせないか」と提案しますが、「ジャニーズ好きはジャニーズが聴きたいからジャニーズのラジオを聴くんです。ラジオ好きはラジオが好きで好きで好きでラジオを聴くんです!」と熱弁。アイドルというだけでチヤホヤされている番組ではなく、面白くなければ終わってしまうラジオにこそ価値を求める古井さんに井田アナは「通だね!」と賛辞を贈ります。そこで古井さん自身がパーソナリティになって深夜ラジオ風に深夜ラジオを語る番組『古井日和の通なラジオ』がスタート。「radikoタイムフリーやエリアフリーを使って15番組くらい聴いてます。好きなのは(お笑いの)三四郎、アルコ&ピース、(ヒップホップユニットの)Creepy Nuts、(テレビ東京プロデューサーの)佐久間宣行さん。共通点は(放送作家の)福田卓也さんがいること。見た目がいかにも『ザ・ラジオリスナー』って感じで、その目線で作ってるのがいいなあって」と冒頭から「通」ぶりを炸裂させます。それぞれのパーソナリティについても「三四郎はテレビと違って相田さんも小宮さんも主役。アルコ&ピースの番組は一本のコントみたいで聴けば日常生活を離れられる。Creepy Nutsはクラスの端っこにいた人がラジオやってる感じ。佐久間さんは親世代なのに新しいことをいろいろ仕掛けるし、40代の考えを知ることもできる。おじさんだからではなく、テレ東のプロデューサーだからではなく、佐久間さんだから信用できるんですよね」と鋭い分析。さらに「芸人の番組のハガキ職人はセンスがいいから会いたい。Twitterにハッシュタグをつける人たちにも会ってみたい。ラジオリスナーって私も含めてネクラだと思うんですけど、イベントとかで集めて考えを聞いてみたいです。人生楽しんでない、学校楽しくない、そんな人たちが唯一解放される場所がラジオなんです」と、ラジオを通じて孤高のラジオ好きたちの心をくすぐってみせました。ラジオが好きだから人を好きになれる、人が好きだからラジオを好きになれる。心の奥深くで人を信じてつながりを持ちたいと願う古井さんに、「ぜひラジオ友だちを作ってほしい。学校生活やその後の人生を豊かにするから」と井田アナもそっと背中を押しました。最終日となる次週は、最近ラジオ好きが判明した幼なじみとの交流を通してラジオの魅力を再確認します。
節目の50回目を迎える高等学校ラジオ作品コンクール(東海ラジオ放送主催、三協協賛)でしたが、新型コロナウイルス感染拡大を考慮して今年の開催を見送ることになりました。しかしこのままではいけないということで番組では高校生たちのために一肌脱ぐことになりました。『高校ラジオクラブ』を発表の場として活用してください!例えばコンクール用に企画していた番組をオンエアしたり、いま抱いている情熱や意見を発信する場として活用したり。LINEやSkypeなどを使った遠隔出演も可能です。なお、コンクールは来年改めて「第50回」として開催します。節目の大会、ふるってご参加ください。
もちろん、放送部員だけでなく高校生なら誰でも参加できるのがこの番組のウリ。この機会に、あなたが伝えたいことばや思いをラジオで放送してみませんか?参加方法は「データ送付」「リモート出演」「スタジオ収録(当面の間1組3名以内)」の3つをご用意しました(データ送付についてはご相談ください)。そしていよいよスタジオ収録を再開!東海ラジオのスタジオを体験したい人は奮ってご参加ください!「密を避けたい」「名古屋は遠いんだけど」というあなたにはリモート収録にも対応します!応募は下の「R15」ロゴをクリック。公式Twitterも始めました。こちらもチェックしてください!短い夏休み、あなたのご参加をお待ちしています!
■高校ラジオクラブ
7月20日(月) 21:40-21:50